ラプラスの悪魔について
18世紀の数学者ピエール=シモン・ラプラスの思考実験に登場する架空のものである。
そして全ての力学的・物理的な状態を完全に把握・解析することが可能。
もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。
— 『確率の解析的理論』
この世の現象は全て力学的・物理的状態によって左右される。つまりそれが全て頭の中で理解できれば、その現象を予測することができるということ。
どの宝くじが当たるのか、あの人はどう死ぬのか。遥か遠い未来までもが見えてしまう訳だ。
このサイトのタイトルになった理由もおのずとわかってきたと思う。
最終更新:2020年05月15日 12:11