ディアガペイエフの暗号について
1939年、ロシア出身のアレクサンダー・ディアガペイエフが書いた、「暗号と解読」という暗号理論についての入門書が出版されました。
そして、この本の最後のページには、読者の理解度を試すべく、「チャレンジ問題」として出されたのがこのディアガペイエフの暗号です。
暗号の内容
75628 28591 62916 48164 91748 58464 74748 28483 81638 18174
74826 26475 83828 49175 74658 37575 75936 36565 81638 17585
75756 46282 92857 46382 75748 38165 81848 56485 64858 56382
72628 36281 81728 16463 75828 16483 63828 58163 63630 47481
91918 46385 84656 48565 62946 26285 91859 17491 72756 46575
71658 36264 74818 28462 82649 18193 65626 48484 91838 57491
81657 27483 83858 28364 62726 26562 83759 27263 82827 27283
82858 47582 81837 28462 82837 58164 75748 58162 92000
解けた人はいるかな????
この暗号が有名な理由
この暗号が有名な理由はズバリ暗号解読の入門書に書いてあるにもかかわらず、誰も解読ができないという点にあります。
例えるなら、ギターの入門書にはギターの基礎テクニックが書いてありますよね。そして最後のページにはそのテクニックを活用して弾ける楽譜があるはずです。しかし誰もその曲を弾くことができなかったという面白い話なんです。
現在においては・・・・
この最終問題の大きな問題点は、本の中に解答が示されていないこと。
おまけに、著者のディアガペイエフ自身が、どうやって暗号化したのかを忘れてしまい、本人でさえ解読できなくなったのです。
最終更新:2020年05月15日 22:28