25章(最終章) ~惑星の復活と最後の戦い~後編 帰還日
「なんだ・・・こいつは、・・・」
恐ろしい、いろいろな生物が融合したかのような、
姿だ、
「さあ・・・私を倒せるかな?」
「ああ倒せるよ」
「なぜそんなことがいえる?」
「今までどんな困難があろうと、ピクミンと一緒に乗り越えてきたからだ」
「ピクミンだと・・・そいつらは、やっかいだった、小さいが私魔の生物を封印したからな」
「そうだ!ピクミンは、強い!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
「食らえ!」
「うわ!」
なんてやつなんだ、口から毒を吐き、長い舌ももっている・・・だめだ、倒せる方法がまったく思いつかない・・
「私を倒せると思うなよ」
「・・・」
そういえばあの尻尾の、光ってる玉は、何だ
弱点のような感じがするな
攻撃してみようか
「よし!」
「なんだ!?私の後ろに回りこんでも、意味はないぞ」
「じゃあこの玉は何だ?」
「う!それは、!」
「食らえ!」
「うが・・・やめろ・・・それは、・・・」
「やはりこれが弱点だったんだな!」
「くそ・・・う・・・あ・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いままで倒してきた生物で一番変だったな」
こいつが、息子が戦っている、魔の生物のボスなのか・・・
「お!長老ピクミン」
長老ピクミンが私の前に現れ、お辞儀をし
魔の生物の尻尾に向かって歩いていった・・・
「なにをするんだ!?」
なんと尻尾の玉をはずし・・・不思議な形の土器の上においた・・・
ドシン!ガガガガガガ!!
「なんだ!?地震か!」
急に地面が揺れだし、なにかが動いたような気がした
「何がおきている!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「急に動きが止まった・・・」
出口が現れ・・・長老ピクミンと私のピクミン地下に住んでいた、ピクミンも歩き出し・・・
外に向かって歩き始めた・・・
「おい!まってくれ~!」
しかし待ってくれない・・・久しぶりに光を浴び
目が狂いそうだったが、外に出目を開けると
「これは、・・・・」
それは、残された楽園だった・・・
それまで回りは、すべて、闇だったが、晴れている
原生生物の鳴き声が、響き渡っている・・・
まるで全員で喜びの歌を歌っているようだ
そして、洞窟があった山の頂上から、大きな木が生えてきた・・・
晴れてきて周りが見えてきた
それは、いままでの紫色の大地ではなく緑色の大地
茶色の大地、普通の大地に戻った
残された楽園と同じような、平和な色だ・・・
「星が再生している・・・あの生物を倒したからか」
なんという平和なのだろうか・・・
この星にも・・・いいところがあるんだな
「頂上にいると、辺りが見える」
向こうには、火山地帯・・・帰郷の海・・・
枯れた水源・・・巨大な森・・・
確かに見える・・・再生している・・・
ピクミンが私を見ている・・・
「ようやく・・・ピクミンに御礼ができたな・・・」
ピクミン3・・・完
最終更新:2009年02月11日 14:16