決闘1
~~~初挑戦と天才肌~~~ Dパート
「ほい。」
雅魏は戻ってくると、何やら絵柄の付いた箱を渡してくれた。
「貰っていいのか?」
「ああ。」
響は箱を開けると、カードが入っていた。
「へぇ~・・・もしかして、これが遊戯王か?」
「そうそう。」
響は、遊戯王と確認すると、すぐさま説明書を読み出した。
「響~?響!・・・呼んでも反応がない・・・物凄い集中力だな・・・そうだ。
今のうちに準備をしてやろっと。」
雅魏はまたまた奥に行き、おっさんと話しだしていた。
「なるほど・・・ほぼ100%理解出来たぞ!・・・って・・・雅魏が居ない・・・」
響が説明書に目を通している間に、また雅魏は奥でおっさんと話し込んでいた。
「そうだ・・・今の内にカードでも確認しておこうかな・・・」
次に響はカードに目を通し始めた・・・
「おっさんいいの!?本当に?」
「ああ、構わんよ。」
「やったーい!」
奥から雅魏の歓喜の声が聞こえた。
雅魏の声が聞こえてから数分後、今度は大きな箱の様な物を持って戻ってきた。
「響!喜べ!デュエル・ディスクが手に入ったぞ!」
「デュエル・ディスク?これがそうなのか!おお~!凄ぇ~!」
響と雅魏が喜びを分かち合っていると、近くでデュエルをしていた少年が話しかけてきた。
「ねぇ、そこのお兄さん、僕とデュエルしない?始めてみたいだし、手加減してあげるよ。」
「おっしゃ!じゃ、遠慮なく受けさせてもらうぜ!」
響はさっそくデュエルが出来ると言う事でとても喜んでいた。
「あっと、僕の名前は川嶋 水木(かわしま みなき)
お兄さんの名前は?」
「俺か?俺は鏡夜 響だ。
響って呼んでくれて構わないよ。」
お互い自己紹介をし、テンションも上がり、二人とも構えに入る。
「じゃ、ディスクをセットして・・・」
「「デュエル!」」
響
【手札の枚数】
【LP:8000】
~フィールド場~
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
なし
水木
【手札の枚数】5
【LP:8000】
~フィールド場~
【モンスター】
なし
【魔法・罠】
なし
最終更新:2009年04月11日 16:52