第5章 ~新たなる地~
ブシュ~~~トン・・・
「ここも久しぶりだ・・・」
3回目の冒険できたとき、ねむりの谷の雪は、溶け現在の火山地帯になった・・・
惑星の復活が完全ではないのか、地形がそれほど変わっていない、名前は、そのままでいいだろう
「オリマー君ここは、どこじゃ?」
「ねむりの谷です、雪が溶けこういう地形になったんです」
「あの寒いねむりの谷がか?この星に環境の変化は激しいのう」
「あの~、ここ暑くないですか?」
「そうだな・・・宇宙服は一応、炎には対抗できるが・・ここには、溶岩があるからな、暑い」
「オリマー君、ロプ君、そんなことを言ってないで、お宝を探しにいくのじゃ!」
「はい・・わかりました社長」
「オリマーさん、まずは、ピクミンを出すんですか?」
「そうだな、赤ピクミンを100匹出そう」
オニヨンの下に入る、上を見ると赤い光が私の目に飛び込んできた・・・
この光の中でピクミンの出し入れをするのだが・・・尾にヨンはなぜ私の思うことを理解できるのか・・
そんなことを思っていると、いつも通りに小さな生物がぞろぞろ降りて来、私の後ろに整列した
「90 匹!?」
「どうしたんですか?オリマーさん?」
「レーダーを見ると90匹しかいないんだ・・・」
「オニヨンが故障したんですか!?」
「故障?・・・いや、おそらく野生のピクミンがいるんだ」
故障という言葉は使わないでほしかった・・オニヨンは生き物だと考えられるからな
「野生のピクミン!?」
「オリマーサン!レーダー二野生ノピクミンガ見エマス!近クニイマス!」
「やはりそうか、早速そこに行ってみよう・・・」
何色のピクミンと出会うか、楽しみだ・・・
「オリマー君、こっちに来てくれ!見たことがないピクミンがいるぞ!」
「今行きます!」
どうやら、先に行った社長がピクミンを見つけたらしい、
「オリマー君遅いではないか、ほれ、見るのじゃ!緑色のオニヨンじゃ!」
「緑!?確か3回目の冒険で見つけた新種か・・・ここにいたのか」
3日目の冒険から毎回会っている、緑ピクミン・・・なぜこんな場所にいるのか・・・
「オリマーさん、緑色のピクミンはどこにいるんですか?姿が見えませんけど・・・」
「そうだな・・・緑ピクミンは熱には耐えられない、なんでここにいるのかさっぱりだ」
「オリマー君、あの焦げている倒木は、なんじゃ?」
「はい?」
社長が指差したところを見ると、巨大な倒木が・・・緑ピクミンは、木を持つことができる
もしかしたら何か関係があるかもしれない
「社長、ロプ、あの倒木に行くぞ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おお~すごい・・・」
近くで見ると、見上げるほど巨大だった、もしかしたら近くに緑ピクミンがいるかもしれない
「これ、でかすぎますよね・・・なぜこんなところに倒れているのでしょうか?」
「さっぱりだ・・・この星には謎が多すぎる、もしかしたら、巨大生物が・・・」
「そんな大きな生物がこの星に?」
「ああ、いるよいままで見てきたんだから・・・」
「学者としては、一度見てみたいです」
「それは、・・・私にとってこの星の生物は、敵としか思っていないからな、ピクミンたち以外は、」
さすが学者だ、おそらくロプは、この星の恐ろしさを知らないんだな・・・
私にとってこの星自体が敵みたいなものなのだが
「オリマー君!なにを話している!お宝を集めるのじゃ!緑色のピクミンを探すのじゃ!」
「オリマーさん・・・」
「なんだ?」
「社長さんって・・・」
「ああ・・・こういう人なんだよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「どこにいるんだ!」
どれぐらい時間が経ったのだろうか、それほど探しても緑ピクミンは見つからない
ロプは、疲れて座って、この木の性質を調べている
社長は、私1人に任せて、ドルフィン初号機の中で寝ている・・・
ロプは、まだましだが、社長には、やる気があるのか?私に協力してくれるのは、・・・
「ピクミンだけか・・・」
ピクミンだけは、私と一緒に探してくれている、私が入れない小さな隙間に入ったり
仲間を探しているようだ、ピクミンには種類があるのだが、やはり種類に関係なく
家族みたいなものなのだろうか?ピクミンには、謎が多すぎる・・・
「ピク~~」
「ん?どうしたんだピクミン」
赤ピクミンが何かを見つけたらしい、
「ピクピク!」
「!見つけた!」
とうとうこのときが来た、倒木の中の空間に、小さな緑色の生命体が5匹・・
「緑ピクミン・・・」
「オリマーさんどうしたんですか?」
「オリマー君!?どうしたのじゃ?」
「緑ピクミンがいたんです!」
私の声を聞こえたのか、ロプとさぼっていた社長が駆け寄ってきた
「緑ピクミン・・・なぜここにいるんだ?」
と言っても、言葉が通じない・・・喋ることができたら、ピクミンの謎の半分は解決するような気がするのだが
「オリマーサン、暗クナッテキマシタヨ、原生生物ガ襲ッテ来ルカモシレマセン!」
「ああ、こういうときに・・・」
どうやら私は、探すことに集中し時間を忘れていたようだ、
「仕方がない、緑ピクミンが出てこないし、明日またここに降りよう」
「オリマーさん!緑ピクミンが出てきましたよ!」
「え?」
そういわれ、振り返ると、緑ピクミンが倒木から出てきた・・・
「オリマーさん、緑ピクミンって夜行性なんですか?」
「いや、1種のピクミン以外は、夜行性ではない、・・・なぜなんだ?」
さっぱりわからない、空が暗くなったとたんに、緑ピクミンが倒木から出てきた・・・
夜行性ではない・・・ここは火山地帯で暑い・・・緑ピクミンは、木を待てる・・・
「そうか!緑ピクミンは、熱を避けるため、昼は、倒木の中に住んでいるのか!」
「なるほど、それなら説明がつきますね!」
「オリマー君!ロプ君!もう夜じゃぞ!早くロケットに乗るのじゃ!」
「はい・・・」
「はい・・・」
ブシュ~~~~ドーーーーーン
3機のロケットが、赤色のオニヨンと一緒に、空へと消えて行った、その後を追うかのように
緑色のオニヨンが、地面から離陸し空へと消えていった・・・
航海日誌 4日目
今日は、新たなる地「火山地帯」に下りた、ここは、雪が溶けた、ねむりの谷・・・
極寒の地が灼熱の地に変わるとは、この星の環境の変化は激しいのだが、
今回は、地形がほとんど変わっていない、惑星が完全に復活していないのだろうか
他に今日は、3回目の冒険以降毎回会っている、緑ピクミンと出会った
火山地帯の熱に耐えるためだろうか、倒木の中の小さな空間に入っていた、
新たに5匹のピクミンと出会い、今日が終わった・・・
最後に・・・熱に耐えられないピクミン以外は火山地帯を歩き回るには、どうすればいいのか・・・
今日の結果
赤ピクミン 133→133
緑ピクミン 0→5
お宝 なし 合計0
今日までの合計 480ポコ
最終更新:2009年03月25日 20:28