2000年1月31日メキシコを出発しアメリカまで行く予定のアラスカ航空261便が上昇中に突如急降下が始まり機体は完全に裏返ってしまい太平洋上に墜落した。
乗員5名と乗客83名の88名全員が犠牲になった。
航空機事故は、偶然の産物では、ありませんなんらかの連鎖的な出来事の結果です航空機事故は、なぜ起きてしまったのか?
その答えは、このメーデー!/航空機事故の真実と真相に隠されています
第5話~9500mからの落下~
2000年1月31日乗員乗客88人、MD-83のアラスカ航空261便が午後1時37分メキシコを離陸した。
機長「速度は、?」
副操縦士「610KMです・・・」
261便は、610kmで上昇していた。
機長「ん?水平安定版が動かないぞ・・・それに自動操縦もできなさそうだ」
副操縦士「なら水力を上げましょう」
機長「そうだな」
(水平安定版は水平尾翼を上下させるの部分だ。
水平安定版が上がると水平尾翼が下がり、機体が下を向いて降下する。
水平安定版が下を向くと水平尾翼が上がり、機体が上を向いて上昇する)
機長たちは、水力を上げて機体を上昇させた。
そして約30分後の午後2時頃、パイロットたちは、機体を高度9500mの運行高度にたどり着いた。
そしてこの場所からおよそ2時間を手動で操縦しサンフランシスコに向うことになった。
機長「2時間大変だな」
副操縦士「そうですね」
機長「途中でトラブルが起きたら終わりだな」
副操縦士「ハハハそんなことないですよ」
機長「そうだな」
機長「お!ようやく自動操縦が動いたぞ」
副操縦士「やりましたね」
機長「これで自動操縦ができる」
機長「あともう少しで着陸だ」
副操縦士「なら早く水平尾翼を動かさなければ、いろいろやってみましょう」
機長「一回自動操縦を消してみよう、空港も近いしもう消さなければならんからな・・・」
副操縦士「なら消しますよ、自動操縦OFF」
ガトン!
機長「動いたが!機体が!」
副操縦士「なんで降下するんだ!」
機長「引け!引くんだ!」
副操縦士「わかってますよ!」
機長「メーデー!メーデー!こちら261便!」
管制官「261便?どうした?」
機長「機体が降下してる。このままでは、墜落しそうだ」
管制官「わかりました、着陸を許可します」
ドシン!
機長「うわ!」
副操縦士「なんだ」
機体が急降下を始めた、機体が機首下げになっている
このとき別の航空機のパイロットが見ていた
機長2「ロサンゼルス空港!今別の航空機が急降下しています!」
管制官「なんだと!それは、アラスカ航空ですか!?」
機長2「多分そうです、機体が機首下げになって急降下している、海に向ってまっさかさま、
今!機体が完全に裏返った!」
管制官「なんだと!261便!聞こえるか」
機長「聞こえるが・・・くそっ上がれ!」
副操縦士「なんで上がらないんだ」
機長2「管制官もうあの機体は、だめだ!海に突っ込む!」
機長「うわ~~~!」
副操縦士「あがれ~~~」
乗客「うわ~~~!」
ドン!バシャ~~ン
管制官「261!261!アラスカ航空261便!」
機長2「今海に突っ込んだ・・・」
管制官「なんだと!」
機長2「残骸が散らばってる」
管制官「くそ・・・なんてこった」
乗員乗客88人全員が死亡した
事故原因
なんと水平安定版のボルトが1つなかったため
水平安定版の棒を支えるものがないことになった
そのため自動操縦を切ったとき、水平尾翼が動いたその瞬間棒が抜けて水平安定版が上を向く状態になり機体が降下した、さらに降下してるとさらに棒が抜けて水平尾翼の一番上を向ける角度になった。
そのため機体は、急降下し裏返り海に突っ込んだ。
アラスカ航空側はなんとそのボルトを抜いて別の場所に使ったのだ。
アラスカ航空は、安全を捨て得をしようとしたのだ。
みなさんも安全を守らないととんでもないことになりますよ
最終更新:2009年03月27日 19:40