メーデー!2 > 航空機事故の真実と真相 第3話 上昇か?下降か?

父親と子供 パイロットとキャビンアテンダント
テイクオフからランディング
いつものフライトのはずだった・・・
しかしそれが悲劇に変わったら・・・
航空界に刻まれた惨劇を関係者や目撃者の再現で小説で再現
メーデー!2/航空機事故の真実と真相

一機の旅客機が着陸態勢に入りました
実は、この便の機長たちは、重大なミスを犯していました。
しかしまったく気づきません
そのときです、急に警報がなりました、
機長たちは、機体を上昇させようとしますが間に合いませんでした
アメリカン航空965便は、そのまま山に激突し多くの死者が出てしまいました
この事故は、1つの小さなミスでおきてしまったのです

航空機事故は、偶然の産物では、ありませんなんらかの連鎖的な出来事の結果です航空機事故は、なぜ起きてしまったのか?
その答えは、このメーデー!/航空機事故の真実と真相に隠されています

これは、コックピットボイスレコーダーと目撃証言によって再現された真実のストーリーです
第3話 ~上昇か?下降か?~ LOST

1995年12月20日ボーイング757型機のアメリカン航空965便が乗員乗客159名を乗せコロンビアのカリを目指し離陸しました

アメリカン航空965便は、通常通りに飛行し、まったく問題はありませんでした・・・

しかし着陸直前のことです
機体は大きく左に旋回し始めました
機長たちは、まったく問題ないと思っているのでしょうか、まったく動じずに着陸のための手順を読んでいました

しかし副機長は、異変に気づきました
副機長「機長機体が左に旋回してます」
機長「なんだと?」
副機長「機体が左に旋回しています」
機長「そんなことはないぞ自動操縦だぞ!コースから外れるわけがない」
副機長「しかし見てください!このモニターを本来のコースから左に旋回してます」
機長「本当だな手動に戻して右に旋回してから、何を間違えたかは、あとでチェックしよう」
副機長「はい」

機長は、手動操縦に戻し機体を右に旋回させました

そのときです!

警報「地面接近!地面接近!上昇!上昇!」
機長・副機長「なんだと!」
機長「おい!早く上昇だ!」

機長と副機長は、いきなりのことで驚きました
機長は、エンジンをマックスパワーにし機体を副機長と操縦桿を引き上昇させました

機長「落ち着け落ち着け大丈夫だ・・・上昇してるぞ」
副機長「上がれ上がれ!」

乗客も異変に気づきました、急に機体が上昇しさらに照明がチカチカしていたからです
中には、墜落するのではないかと悲鳴を上げていた乗客もいました。
中には、地面や木々が見えた乗客もいたことです

機長「大丈夫だ大丈夫だ上がってるぞ上がってるぞ」
バキバキバキバキ!

機体が木々をなぎ倒すほどに降下していました

機長「ああ!くそ!早く!早く!」

ドン!・・・・・・

アメリカン航空965便は、コロンビア・カリにあるアルゴン空港の近くにある山に墜落しました・・
アメリカン航空965便は、墜落しました
しかし奇跡的に生存者は、いました
生存者の男性は、自分の息子と娘、嫁を探すため
残骸の中から這い出てなんとか外に出ることができました

男性「どこだ!」
?「お父さん~」
男性「ん?娘の声だ!どこだ!どこにいる!?」
子供「お父さん~ここだよ~ここだよ~」

男性は、這い出てきた、残骸の中に、もう一回入り
娘を探し始めました、・・・

男性「お~い」
子供「ここだよ!お父さん!」
男性「あ~よかった・・・今すぐ助けてやるからなまってろよ」

しかし娘は、残骸の間に挟まってしまい動けません

男性「すぐに救助隊が来るから、がんばってくれよ」
子供「うん!」

しかし965便が墜落したのは、夜だったため
救助隊は、その日来てくれませんでした
夜の気温は、-5度にもなります
生存者は、この寒い夜を乗り越えなくてはなりません・・・

女性「あなた~!あなた~!」
男性「いま・・誰かの声が・・」
女性「あなた~~!」
男性「もしかして・・・お~い!」
女性「あなた!」
男性「おおお!生きてたのか!よかった~本当によかった」
女性「子供は、?」
男性「生きてるぞ」
女性「よかった」
次の日生存者は、ヘリコプターの音に目を覚ましました

男性「おーい!ここだ!」
救助隊「生存者発見」
男性「よかった」
救助隊「大丈夫ですか?」
男性「大丈夫です、えっと妻がそこにあと」
救助隊「なんですか?」
男性「この穴から残骸の中に入ると、娘がいるんです」
救助隊「生きてるんですか?」
男性「当たり前です!」

乗員乗客159人中乗客5人が助かりました
そのうち4人は、家族です
しかし残念なことにその家族の息子が病院に運ばれる途中でなくなりました、
機体が爆発した後、木に引っかかってぶら下がっていました。
木に当たった衝撃で内臓が破裂し、病院に運ばれる途中でなくなったのです。

生存者は、4人でした。

この事故の原因・・・
それは、たった一つの常識に機長たちが裏切られたのです
いったいなぜこの事故はおきてしまったのでしょうか
フライトデータリコーダーを見ると、機体は、通常の飛行経路から12kmも離れていたところを飛行していました
これは、どういうことでしょうか?
機体は、自動操縦の状態なのになぜ飛行経路から12kmも離れたところを飛行していたのでしょうか
それは、機長たちのミスでした
旅客機などの自動操縦は、いくつかのポイントを通るという簡単な設計です
例えば、ポイントの座標を機械に教え機体は自動的にそこに向かいます、そのポイントを通ったら、次のポイントの座標を機械に教えると、機体はマタそこに向かいます
これが自動操縦のシステムです
965便の機長の場合は、座標を間違えて入力したため、飛行経路と違う場所を飛行させてしまったのです。
おそらくこの入力は、簡単で常識的なものなので
チェックをしなかったのでしょう・・・
チェックをしていたら結果は違っていたかもしれません
機長たちは、1つの常識に裏切られてしまったのです

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最終更新:2009年03月27日 19:48
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