決闘3
~~~覆せない実力~~~ Bパート
「私のターンドロー
私は手札から魔法カード【人形再生】を発動します。
自分の墓地からレベル1の魔法使い族モンスターを特殊召喚します。」
音音の墓地がまばゆく光り、気が付くと、フィールドに『クロス・マリオネット』が復活していた。
「さらに、カードを2枚伏せ、【クロス・マリオネット(☆1 光属性 魔法使い族 ATK/0 DEF/0)】を守備表示で召喚。
ターンエンドです。」
(なるほどな・・・音音さんのデッキはあの『クロス・マリオネット』を軸としたデッキか・・・)
「俺のターン、ドロー」
四ターン目
響 音音
LP8000 LP8000
手札4枚 手札0枚
フィールド フィールド
~モンスター~ ~モンスター~
魔導戦士ブレイカー>攻撃表示 クロス・マリオネット-タイプ・ガード->守備表示
クロス・マリオネット>守備表示
クロス・マリオネット>守備表示
~魔法・罠~ ~魔法・罠~
伏せカード2枚 伏せカード2枚
「う~ん・・・(手が中々出せないな・・・)
俺は魔法カード【上級魔術師降臨の供物】を発動!デッキからレベル8以上の魔法使い族モンスターを2枚墓地に送り、手札からレベル7の魔法使い族モンスターを特殊召喚する!」
響がデッキのカードとにらみ合いをし、墓地にカードを送った。
「来い!【スカル・マジシャン(レベル7 闇属性 魔法使い族 ATK/2900 DEF/3000)】!!」
手札からカードをセットすると、骨の魔法使いが出現する。
「このモンスターは本来通常召喚できないが、『上級魔術師の供物』の効果により召喚した。
さらに!『スカル・マジシャン』が特殊召喚された時、フィールド場の魔法・罠を全て破壊する!
そしてこの瞬間、罠カードを二枚発動する!
発動するのは【魔法使いの秘術】と【戦利品】を発動!
『魔術師の秘術』の効果は自分フィールド場の魔法使い族モンスター一体を墓地に送る事で、相手モンスターを破壊する効果。
そしてもう一つの『戦利品』は相手のモンスターを破壊した時、破壊したモンスターのレベル÷2枚カードをドローする事が出来る!」
(響の奴・・・何時の間にあんなカードを・・・
そうえば、この前なんか買ってたな。)
「まず、『魔術師の秘策』の効果で『魔導戦士ブレイカー』を墓地に送り、『クロス・マリオネット-タイプ・ガード-』を破壊!
そして、『戦利品』の効果によりデッキからカードを4枚ドローする!」
「くっ・・・本来なら、墓地から『クロス・マリオネット』を墓地から特殊召喚できるんだけど・・・さっき召喚したから無理だね。」
「ですね。」
二人はニッと笑うと、またデュエルを続行する。
「さて、ドローフェイズ以外でドローした事により、『スカル・マジシャン』の効果発動!
引いたカードの枚数×300ポイント相手に与える!」
スカル・マジシャンの持っている杖が光り、稲妻が走る。
音音LP8000 ⇒ LP6800
「うっ・・・」
「ターンエンド。」
最終更新:2009年05月16日 15:15