ピクミン完結への道 第11章 再会

しばらく歩くと、生物反応が近づいていることが分かった

「近くにピクミンがいるんですか!」

ロプが後ろで目を光らせている、ロプにとっては新種の生物と会うのが最もうれしいことだからな、
後ろで社長は、つねに今まで集めたお宝の合計金額を見ている、社長にとってはお金がすべてだからな・・・
その後ろにルーイ、空を見ている、食べ物のことを考えているのか、ルーイにとって食って寝ることが全てだからな、
だが、人それぞれ違うところがあることがいいのだ、ピクミンも同じだ

「そうだなロプ、君にとっては、何もかもが初めてだからな、」


「なんですかこれ?」

「わからない・・・」
分けが分からなかった、生物反応としては、ここら辺にピクミンがいるはずなのだが

いない・・・

それどころか、オニヨン、ポンガシグサ、原生生物すらいない
どういうことなのかドルフィン号のレーダー回線に私のレーダーは繋がっているが、
初号機とウィング号のレーダーにも繋がっている、全てを見てもレーダーの種類が違うものの確実にここに生物反応がある。

なぜだ・・・

ロプと社長は残念そうに立っているが、ここに何かがいるのだ、ピクミンの数だって隊列に30だが全体で40になっている
ここに絶対いるのだ、

「どこだ?」
とにかく少し歩いてみる、生物反応がある真上の位置まで歩いたが、なにもいない。
記憶を整理する、ここにピクミンがいる。ピクミンはオニヨンから生まれ種になり歯になり蕾になり花になり・・・
植物と同じ・・・

「そうか!」

謎が解けた瞬間、大声を上げてしまった後ろのロプと社長が体を起こす。

「どうしたんですか!?」

「どうしたんじゃ!?」

後ろからロプと社長の声が聞いたが、私には関係がなかった。
ピクミンも一時的に地面より低い位置に埋もれるときがある、そして光を吸収し地面から葉が飛び出る。
そして私の下にあるもの、固まった溶岩、地面にも見えるがそうではない、その下に地面がある。
そこにピクミンの種があるとしたら・・・

どうなる?

もちろん葉は飛び出さない、すると生きている限り地面より下に埋もれている、

つまり・・・

生物が反応があるこの固まった溶岩の下にピクミンの種がある、今はそれを信じるしかない。

「ロプ!ルーイ!生物反応がある場所の固まった溶岩を手で掘ってくれ!」

「はい!」

「はい・・・」

「社長!溶岩がある辺りに置いてきた紅ピクミンをつれてきてください!」

「わ、わかった」


「やった・・・」
数分後に私たちは、地面から頭を出した種を10個見つけた、どうやら私の説があっていたのだ。

「オリマーさんすごいですね!僕にはさっぱり分かりませんでした、僕より頭がいい生物学者になれるんじゃないですか?」

「そうでもないぞ、私は、この星の生態系が分かるからな、ピクミンのことを一番分かっているからだ」

「そうですか・・・」

「そうだ」
ピクミンの種を見つけたのだが、一向に芽を出さない、もしかしたらすでに枯れているかもしれない
間に合わなかったのか、不安になる。

「オリマー君!」

社長の言葉に釣られ見上げるとそこには、一枚の葉っぱがあった。そしてそこから淡い青色の色が発せられていた

「青ピクミンじゃなオリマー君」

「いやそうではないですよ」
私には全て分かっていた。このピクミンとは前にあったことがある、だが青ではない、

「じゃなんなのじゃ?」

「早く抜いてくださいよ!」


私が葉っぱを抜いたときそこから、懐かしの色が現れた。体は薄い青、空色で背中に翼に見える突起がある

「空の色のピクミン?オリマー君こんなピクミンがいたのか?」

「いますよ、前回会ったんですよ」
どうやら私たちが敵ではないことが分かっているらしい、

「こんなのいたんですね・・・」

ロプは、メモを取り出し必死に特徴などを書いている、そしてルーイはよだれと・・・

「オリマー君、再会はいいのじゃがオニヨンがないぞ?」

「おかしいですね前回は会ったのですが・・・」
どういうことだろうか、オニヨンがいない、まさか溶岩に溶かされた?その直前に種を生んだのか?
オニヨンに何かあったのか心配だ。

「そうですね、ロケット内に入れましょう、」

「そうか、どのロケットじゃ?」

「そうですね、とりあえず、社長が来たときと同じく初号機に入れましょう」
そういういったときに、ドルフィン号から連絡が来た、どうやらそろそろ日没らしい、空を見上げると
すでに西の空が淡く赤く染まっていた、

他の仲間にもそれぞれのロケットから連絡が来たらしい、

空ピクミンがそわそわしているので、他の仲間を引き抜き、増やす事にした・・・


航海日誌8日目

今日は再びの出会いがあった、一時的には落ち込んだものの、空ピクミンと出会った、
信じられないことに固まった溶岩のしたに種の状態で生きていたのだ、
とてつもない生命力があるのは、巨大な原生生物だけじゃないのだな。
ピクミンは小さくもたくましくそして恐ろしい、いつしか私とピクミンの立場が逆転してしまうことがあるのだろうか、
心配になる、今のところ私にちゃんとついてきている、こんな心配をするほうがおかしいんだな、
私は、友をもっと信じなくてならない・・・明日は再び巨大な森に降りてみよう、あそこの東エリアはまだ探索していない。


生物研究ノート 1

オリマーさんから聞いたところ、オリマーさんは、毎日日誌を書いているらしい、僕も少し真似してみようかな。
そんな思いで、この生物研究ノートを書いてみようと思います

この星には、ピクミンという生物がいます、種類が多くオリマーさんは、12種類発見したといっています。
赤、青、黄、紫、白、緑、紅、水、黒、茶、桃、空の12種類らしいです、
僕は、赤、紅、緑、空しか見たことがありません、他のピクミンも見てみたいです。
彼らは一体何なのでしょうか、僕にはまだ分かりません。

その中の赤ピクミン。
赤ピクミンは、攻撃力が高く、炎に強いピクミンです、特徴は、赤色の体に高い鼻です。
なぜ赤ピクミンだけがこう進化したのでしょうか、やはり僕には分かりません
そして赤オニヨンはなぜ僕たちの危険を察知したのか不思議です

明日は、オニヨンについてのことを書きたいです。


今日の結果

ピクミン

赤ピクミン  124
緑ピクミン  87
紅ピクミン  49
空ピクミン  0→22

合計 302

死亡 0 
戦い 0
今日まで20

お宝 0
今日まで20     合計3760

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最終更新:2009年09月05日 16:04
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