カルノスクエスト 第十三章 高く聳え立つ存在

戦いの終えたカルノス達は、目の前の高くそびえる存在にただ怯えるだけだった…
人間は自然界から見たら小さいもの…それを知らされたのだ。

「どうやらこの山はルノカス山って言うらしいですよ、ウチは噂しか聞いてませんけど…」

ヒナがそれを全員に伝えると、カルノスが足を前へ体を動かした。やってやろうと体で表現したのだ。
他の全員も決心し、この山を越えることを決断した。次の町種ピ区へとは険しい道だった…


山を越えることを始めてから2時間が経っていた。それでも地面は見えたままで、頂上など見えなかった。
ヒナが言った道は、ヒナでも全員でも大変な道だった…つらいことをするとすぐに人間の悪いところが現れ始める。

「あああもう!もう休もう!嫌だ嫌だ!」

「おいなんだようっほ!いっつもお前は…」

カルノスとうっほの口論が始まる、いつもならセテヅスが止めに入るが、今はそんな気力もなかった…
だがカルノスとうっほがもめているのは、山の斜面なのだ…大きく体を動かすと…

「のわぁ!?」

うっほが体制を崩すと、すぐに斜面を転げ落ちる。全員が振り返った後には5mほど転げていた。
朧が少々だが荒い手法で回転を止める。そしてそれをヒナが出した草の蔓を皆で持ち引き上げる。

数分後氷の塊の中からうっほが飛び出す。全員があきれた目線で彼を見る…そして再び頂上へと足を動かす。


数時間後、山の中腹でヒナが足を止める。全員が彼女を不思議そうに見ていると、ヒナが突然手を前へと伸ばす。
だが反応は無い

「なにやってるんだ?」

「実は、ウチが知ってる限りここにあるんです。種ピ区が…」

全員驚いた顔で、ヒナが指差した場所を見ていると、セテヅスが妙なことに気づき、マシンガンを放つ…
すると銃弾は消え跳ね返って足元で落ちた。セテヅスが得意げな顔を浮かばせると、銃弾が消えた場所へと歩き、腕を前へと出す。
すると腕が第一関節辺りで消え、数cm横…指から現れ出したのだ。

「ぼく意味わかんなーい」

「僕もです…」

「じゃあ簡単に考えば…腕が途中で切れて跳ね返ってきた…痛い痛い痛い」

セテヅスの腕の状態を見た全員が考え、意見を言い結果まとまったのは…

この中に種ピ区がある…

ということ、だが入り方がさっぱりだった。バリアが張られているような…

「空間が分離しているのか?」

人識がさりげなくその言葉を言った後…全員が閃くそれだと言わんばかりに指を上げる。
しかしこの世界何処を探しても空間が分離している場所など無いのだ。
全員が落ち込んでいると…

「どうしたんだい、君達?」

9人に喋りかけてきたのは、青年だった…円状に並んでいる9人を見て、不思議になり話しかけてきたと言う…
カルノスは青年に全てを話した。種ピ区の中に入れないと…
すると青年は大きな声で

「わーしゃっしゃっしゃっしゃ!そりゃそうだ、ここは決められた人しか入れねーからな」

「じゃあどうしよ…」

すると青年は手を上げる…すると今まであった見えない壁が見えるようになり自分達の目の前で左右に開く。
カルノス達はようやく種ピ区の中へと入ることができた。だが突然

「おい!よしき!てめえ何故外の人間を中に入れた!」

「いや…どうやら旅人でさ、ちょっとぐらいいじゃないっすか…」

カルノス達は怒鳴られている青年…よしきを見ることしか出来なかった。話をしばらく聞くと、話だけを聞いたら外に出る、外の人間にここの場所をと言わない
約束で中にしばらく入ることができた…
しかしすぐに村の空気が変わる。

「魔物だああ!門を閉めろ!」

門番がそれを言ったのか背後で、門を開けようとする魔物と門を閉めようとする村人の戦いが始まった。
しかし魔物のほうが有利なのか、門は閉まらない。すると魔物は…

「あああああああああああああああああ」

村人を…襲った…すると村人が怯んだのか門が一気に開けられる。すると村人が魔物に襲われ傷つけられる。
門周りは悲鳴と血が混ざり合った…魔物は次々に破壊の限りを尽くしていた。姿は機械の巨人…
カルノス達には戦う以外なかった…

「そういえば我はよしきだけど、手伝うぜ」

「なら行くか!」

  •  ・ ・ バジュラ バジュラ バジュラ が現れた ・ ・ ・

戦闘メンバー カルノス うっほ 朧 ヒナ よしき

カルノスの攻撃 フォラ
「炎に巻かれて消えろ!」 バジュラに21ダメージ
うっほの攻撃 聖獣召喚 ランカ・リー
「キラ☆!」 バジュラの命中率が下がった
ヒナの攻撃 リーフブレード
「うちだって負けないんだから!」 バジュラに15 バジュラに15 バジュラに15 ダメージ 俊敏が下がった

バジュラの攻撃 インクレディブルレーザー カルノスに17ダメージ
バジュラの攻撃 インクレディブルレーザー 攻撃は外れた
バジュラの攻撃 スタンピングボム ヒナに18ダメージ

よしきの攻撃 バクダ
「派手に行くぜぇ!」 バジュラに30ダメージ よしきは反動でダメージを受けた
朧の攻撃 アブソリュートゼロ
「絶対零度の地獄を体で感じろ!」 バジュラに20 バジュラに20 バジュラに20 ダメージ バジュラは凍りついた


カルノスの攻撃 ターメリック
「俺の最強の技!」 バジュラに25ダメージ
うっほの攻撃 聖獣召喚 ドナルド・マクドナルド
「らんらんるー!」 バジュラは混乱した
ヒナの攻撃 リフノ
「数が有利だって教えてあげるわ」 バジュラに11ダメージ

バジュラは混乱している バジュラの攻撃 バックフリップ うっほに19ダメージ
バジュラの攻撃 スティング 朧に21ダメージ
バジュラは凍りついて動けない

よしきの攻撃 バクダ
「派手に行くぜぇ!」 バジュラに28ダメージ よしきは反動でダメージを受けた
朧の攻撃 コルゼ
「氷の恐ろしさを見せてやる!」 バジュラに19 バジュラに19 バジュラに20 ダメージ


カルノスの攻撃 デルタファンクション
「…俺の力を!」 バジュラに23ダメージ
うっほの攻撃 聖獣召喚 初音ミク
「野菜ジュースどうぞ!」 よしきの体力が回復した
ヒナの攻撃 リフノ
「数が有利だって教えてあげるわ」 バジュラに10ダメージ

バジュラの混乱は解けた バジュラの攻撃 ストライクバック 朧に20ダメージ
バジュラの命中率は元に戻った バジュラの攻撃 グリーンアロー ヒナは倒れた
バジュラの氷は砕けた バジュラの攻撃 アクシズスピン カルノスに19ダメージ

よしきの攻撃 核爆発
「史上最大かつ最強の爆発!」 バジュラに32 バジュラに31 バジュラに30 カルノスに7 うっほに9 朧に8 のダメージ よしきは攻撃の反動を受けた
朧の攻撃 ダイアモンドダスト
「これで回復だ」 全員の体力が少し回復


カルノスの攻撃 ターメリック
「俺の最強の技!」 バジュラを倒した
うっほの攻撃 音系聖獣召喚 ゴング
「今こそ立ち上がれええ」 ヒナは復活した
ヒナの攻撃 リーフブレード
「私だってやるときはやる!」 バジュラを倒した

バジュラの攻撃 エメラルドフロージョン 人識に35ダメージ

カルノスの攻撃 フォラ
「炎に巻かれて消えろ!」 

戦闘に勝利した

カルノスのレベルが11に上がった
うっほのレベルが10に上がった 聖獣召喚 モコナ・モドキ を覚えた
朧のレベルが9に上がった アイスビーム を覚えた
ヒナのレベルが9に上がった リームストーム を覚えた


  •  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

敵の軍団は倒れ…爆発し…この世から姿を消した。種ピ区の3分の1が失われてしまった。カルノス達は初めて
魔物による人の被害を見てしまったのだ…自分達がなくしにいくものもの、まさにそれだった…
カルノス達は種ピ区の村長からこの場所について聞こうとした。だが村長と言う存在でもそれは分からなかった…

「蕾ピ区に確か、その様な事を研究している人がいた気もするが…そこに行ったらどうじゃ」

その言葉を聞き終えたカルノス達は、村の手伝いも出来ずに門を出ることしか出来なかった…
自分達は無力なのか、そんなことを考えている人もいた。それほど強力な魔物だったのだ…
山を越えるため門を出た後振り替えっても先ほどそこにあった、物はなくなっていた…幻のように
少し暗いムードが漂う中、再び足を動かした9人…

「まぁまぁ大丈夫だよ!」

「…って!えええええええ!お前なんでここにいるんだよ!」

「わーしゃっしゃっしゃっしゃ!」

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最終更新:2010年01月04日 10:53
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