「何故人々はお互いに支え合わない…表の人間が、なにもしなかれば…ここはこうなる必要は無い!
表め…しかもセンチュリン、ネプチューン、プラント42は何者かにやられた…私だって…向こうの世界に帰りたいのに…」
カルノス達は、勝手に着いて来たよしきを仲間にし10人でルノカス山を降りようとしていた。
この山を降りさえすれば、蕾ピ区へたどり着くことができる。そこにさえ行けば科学者へ会えるかもしれないのだ。
10人は、足を躓きながら山を降りていた…特に魔物もいなく、降りる道は平和だった。
「そういえばよしきさん、勝手に来てよかったんですか?」
「ん?まあ我だって17歳だしいいじゃねーか!」
「ぼくが考えるにはよしきさんって超かっこよくて、陽気な人ですか?」
「まあ陽気は言われるよ?かっこいいは言われたっけな…言われたのかな」
「まさかのライバル出現、俺のほうがイケメンだ!」
10人が面白そうにいろいろと話をしながら下山をする…
数時間経った後10人は下山しようやく平らな地面に足を下ろした。辺り一面を見ても進むべき道は分からなかった。
辺りは野原で地平線が見える程何もなかった…とにかく進もうとセテヅスが言うように足を動かし始めた。
数十分後カルノス達は居場所もわからない野原の上で途方に暮れていた。東西南北さえも分からなかったのだ。
すると、突然湖星が叫び声を上げ、地面の中へと吸い込まれていった。
9人は驚いて湖星が消えた穴へと向かうと…
全員が叫び声を上げ、地面へと吸い込まれていった…
「う…」
全員が目を覚ますと、地底の洞窟の中にいいた…上を見ると地面の裏側があり、穴があり、そこから光が差し込んでいた。
上を見上げても、どうすることも出来ず、差し込んでくる光に目を細めることしか出来なかった。
「なんか…あたい達って呪われてるのか?あはーん」
とにかく10人は道がある場所へとたどり着き、地底に道があることを不思議に思いながら、道を歩いていった。
数分後に10人は行き止まりへとぶつかることになるが
「行き止まりか…帰る道も分からんしどうしようか」
「ん…我が考えるには種ピ区と構造が似ておる…この中に蕾ピ区があるかも知れんな」
「んじゃ…よしき爆破してくれ…」
「オッケーまかせろ!」
よしきは手をかざし他の9人は後退り両手で両耳をふさぐそれを確認したよしきは、その固まっている岩を爆破した。
慣れていない9人は爆風で数m吹き飛ばされ、しばらく続く耳鳴りを受けることになったが、岩は砕け進むことが出来るようになった。
だがよしきが目を凝らすと…顔が見る見る青ざめ、すぐに後ろに下がった、するとその瞬間…
巨大な口が現れた、よしきを確実に狙っているのだ。
怯んだよしきをセテヅスと朧が援護し、よしきは逃げることが出来たが…目の前に巨大な魔物がいることには変わりない
進むためには戦うしかなかった
戦闘メンバー カルノス セテヅス 人識 ロイヤルメラルー よしき
人識の攻撃 体当たり
「俺の体当たり!」 ウォームに25ダメージ 人識は攻撃の反動を受けた
カルノスの攻撃 フォラ
「炎に巻かれて消えろ!」 ウォームに20ダメージ
ロイヤルメラルーの攻撃 カマイタチ
「ボクの疾風を受けるがいい!」 ウォームに5ダメージ ウォームの俊敏が最小値になった
セテヅスの攻撃 グレネードランチャー
「粉砕…」 ウォームに20ダメージ
よしきの攻撃 バクダ
「最強の攻撃…それが爆発!」 ウォームに30ダメージ
ウォームのアスラゼ 人識に40 カルノスに35 ロイヤルメラルーに20 セテヅスに35 よしきに45 ダメージ
人識がうっほと交代した。
カルノスの攻撃 フォラ
「炎に巻かれて消えろ!」 ウォームに18ダメージ
うっほの攻撃 聖獣召喚 レインボーうっほ
「レインボーバースト!」 ウォームに25ダメージ
ロイヤルメラルーの攻撃 ウィプ
「風の威力を受けろ!」 ウォームに14ダメージ
セテヅスの攻撃 メタラ
「鋼を重さを体で感じろ!」 ウォームに17ダメージ
よしきの攻撃 眼底砕き
「痛いよ?」 ウォームを倒した
戦闘に勝利した
お金をゲットした
セテヅスのレベルが9に上がった
人識のレベルが9に上がった チユがチユラにパワーアップした
ロイヤルメラルーのレベルが8に上がった フェイントを覚えた
よしきのレベルが10に上がった ルナパイクを覚えた
魔物が戦いに敗れ逃げていった…
「魔物がどんどん強くなっていくな…」
やはり進めば進むほど戦いは激しさを増すんだな…俺達も強くならないとな
カルノスが考え事をしているといつのまにか後れを取っていた、すぐに10人は魔物が出てきた道を進み始めた
----- 蕾ピ区 -----
数十分後10人は蕾ピ区へと到着していた。地底にある村であるため10人は驚いていた
こんな場所に村を作る必要があるのかな…もしかしたらここも魔物に襲われていたり?
たしかにさっきのミミズはここの手前にいたし…危ないところだったよな…
って…
「おい!先行くなよ!」
カルノスは走って9人の元へと走ると…ヒナは
「ウチの言ったとおりです!この村はずれに科学者がいるそうです!」
「よしじゃあそこまで行くか」
全員が頷き、村はずれの館へと走った…
「おい誰かいるか!?」
数分後10人は館の前へと到着し、ドアの目の前にいた中に誰かいる気配はなく、ドアの前で叫ぶしかなった
反応が無いため、人識がドアを殴り中に強行突破した。
「貴様ら誰だ?」
「お前が科学者だな?聞きたいことがある、ここはどこなんだ?」
「貴様ら…9人が表の人間か…」
「あそうだ違う村から来た」
「そう意味で無い…表の空間の人だな…」
「何を言ってるんですか?」
「…貴様らいや君達の中の9人は表の空間の人なんだよ。君達はおそらく飛ばされ、気づけば森の中にいた…
という体験をしただろう?」
よしき以外の9人は驚いた自分達が体験したことを当てたのだ。
「1つ言おう、空間が生きるためには他の空間の支えが必要なんだよ、2つの空間は支えあいどちらかで問題があったら
もう片方の空間がそれを支え、問題が大きくならないように手伝う…そしてその時に大きな力が働くと空間と空間の間に穴が開きお互いに一次的に通行ができる…」
意味が分からないよしき以外の9人は話を聞きながら段々と自分達の置かれている状況が分かってきた。
念の為カルノスが聞く
「じゃあ俺達は…」
「そう…君達が住んでいる場所と今君達がいる場所…その2つはお互いに支えあっている別々の空間なのだよ…」
最終更新:2010年01月04日 10:53