イントロダクション
コンポーネント
Cognos 8 Planning を利用する上で使用可能なコンポーネントは以下の通りです。
Cognos 8 Planning - Analyst
データモデリングに使用されます。Analyst では、事業計画立案のために必要となるデータを保持・計算する多次元キューブから構成されるモデルを構築します。
Cognos 8 Planning - Contributor
データの収集と分配、計算などに使用されます。Webアプリケーションとして提供されます。
Cognos 8 Planning - Manager
フローチャートやインタラクティブなフロントエンドを作成します。
Cognos 8 Planning - Analyst Add-In for Excel
データ分析と、ExcelからAnalystへのデータ転送を行います。
Cognos Contributor Add-in for Excel
Excelインターフェイスを使用して、Contributor データストアへのデータ入力、保存、提出を行うことが出来ます。
Cognos 8 Planning - Analyst
Analystを使って行うこと
Analystを使って対象となるビジネスプロセスについてのデータモデリングを行います。
- どのような情報を収集するのか(売上データ、給与情報、資本的支出というような)を考えます。これがD-Cubeになります。
- どのような切り口で(月ごと、組織範囲ごと、販売チャネル、従業員別、製品別などのように)それら必要なデータを収集するのかを考えます。これがD-Listになります。
- それをどのように計算するのかを(単純な総和なのか、売上総利益として欲しいのか、当期純利益が知りたいのかというように)考える必要があるでしょう。
重要な概念とオブジェクト
Library
- 古いモデルをアーカイブするため、モデルの異なるバージョンを保存するため、別のユーザーへのモデルの異なる部分へのアクセスを提供するため等の目的により、複数のLibraryを作成します。
- Libraryには少なくとも6桁以上のユニークな番号を割り当てます。
- Libraryは重複する番号を持てません。
- Common Libraryを作成し、D-Listやsaved formatsなど異なるモデル間で共通して使われるオブジェクトをCommon Libraryに保存して、共通利用することが推奨されています。
Libraryは、目的毎にいくつでも作ることが出来ます。Libraryはデータベースではなく、Windows directoryです。
D-List
データ軸を定義するオブジェクトで、分析対象となるモデルの軸をリスト形式で表現することによって作成します。
D-listに定義する属性情報は以下の通りです。
一つのD-Listの中に階層化されたリストを定義することができます(例えば、製品の大、中、小分類といったように)。
このオブジェクトはLibraryに保存されます。
D-Cube
データの入れ物となるオブジェクトで、複数のD-Listからなるデータモデルとして作成します。簡単に言えば、多次元のスプレッドシートです。
D-Cubeは、必要に応じて各D-Listのアイテムを指定することによって、そのD-Cubeで定義されている全てのデータを表示することができます。
D-Cubeは、複数のD-Listを用いて作成しますが、多くても3つか4つのD-Listを含むのが限界でしょう。出来るだけシンプルに作るほうが望ましいとされています。
このオブジェクトはLibraryに保存されます。
D-Link
D-Cubeへのデータ転送を行うためのオブジェクトで、転送元と転送先及びそのマッピングを定義することにより作成します。
データをD-Cubeに入れるには、二つの方法があります。
ソース軸がターゲット軸にどのように対応するかを二つの方法で指定します。
- Match Descriptions
- Allocations
D-Linkは必要に応じて、いつでも実行することが出来ます。
最終更新:2010年04月14日 14:07