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石油資源のために、石油やそれから精製される燃料を浪費して行われ、結果として石油危機を悪化させる戦争が行われているとは実に理解しがたい。
更に、バナッハ帝国の報道では核攻撃の実施が決定されたとされているが、石油の代替資源たるウランを大量に消費することになる核攻撃(厳密には、消費されるのは製造時点ではあるが)を行うことになれば、アムトウルクがその損害を復興する過程で、更なる資源が必要となることは明らかである。

付け加えて言うならば、核攻撃によりフェイルディラシア大陸を汚染する行為、そしてそれを誘発する行為は連邦に対する重大な脅威でもある。

以上のことより、連邦は両国に対し戦争の拡大の阻止と資源の浪費の抑止のため、バナッハ帝国には核攻撃の決定が行われた事実があればその中止を、アムトウルク王国には即刻の停戦を求める。
アムトウルク政府は停戦条件を既に提示しているが、停戦する前に講和の内容を決定しなければならないという必然性はなく、即時停戦を行ってから講和条件を議論してもよいのではないか?
むしろ、戦争が遅れれば遅れるほど、無益な戦争のために資源を浪費したという事実をもって両国は他国との資源調達において不利な立場におかれるであろう。


なお、連邦の資源取引担当者は確かに少額ビッドを行っている。しかし、連邦の少額ビッドは、それによる落札までの時間の延長が行われない状況下で行うという指針があり、この指針のもとでは円滑な取引を阻害するという性質は著しく軽減されている。
さらに、今までに行われた連邦の少額ビッドはバナッハ帝国が少額ビッドを行った際に、実験的にその戦略を確認する目的で行われたのみである。
よって、連邦の行った少額ビッドはいたずらに落札までの時間を延長するバナッハ帝国の少額ビッドとは違ったものであると付言しておく。
最終更新:2012年11月03日 01:42