512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 04:29:26.53 ID:cnpKYAITO
学生寮の話

太陽…寮長かつ、主人公の通う学校の先生。いつも明るい女性

水星…恥ずかしがりや、いつも主人公から見えるか見えないかぐらいの位置で隠れている

金星…主人公にはいつもそっけない態度をとる、いわゆるツンデレな娘
何故かUFOの話には妙に食い付く節がある

地球…物語の主人公、ひょんなことから女子寮に住むことになったというありがちな設定の青年

火星…昔主人公の近くに住んでいた少女。いわゆる幼馴染み、やや小柄

木星…主人公の一つ先輩。背が高く、ダイナマイトなボディーを持つが、
当人にはそれがコンプレックスとなっている

土星…実家はとんでもない豪邸、普通の生活をしたい一心で寮に来たお嬢様
実家には専属の使用人が18人居る

天王星…どこか浮いた雰囲気のある少女。いわゆる不思議系
寝る時が一番幸せな娘、寝相は悪い

海王星…自分の気持ちに素直で落ち着いた雰囲気を持つ娘。いわゆる素直クール
成績優秀、スポーツ万能、容姿淡麗だが、それを鼻に掛けない

冥王星…物語のメインヒロイン、かなり小柄だが、主人公と同級生である
自分のことより、相手のことを大切にする娘


521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 04:36:09.33 ID:IDBLUC/K0
冥タン記憶障害偏の妄想

プロローグ

国際天文学連合は一つの決断を下した。
それは決して人道的とは言えないが、しかし、誰の手も汚さないという意味では醜くも人間臭い決断であった。
間違って生まれた一人の少女の存在を、誰の手も汚さずに消す方法。
それが少女の記憶を奪うことであった。

「私は……誰?」
決して答えを教えてもらえない問いを投げかける。
少女を見つめるいくつもの視線の元。薄ら笑いさえ浮かべる人もいた。
少女は一体何者であるのか。この場にいる者の中、少女だけが知らなかった。

「私はどこに行けば良いの?」
投げかけた問いは誰にも拾われることは無い。
だが一人の男が気まぐれに指を持ち上げた。
少女は思う。あの先に行けば良いのだろうか。
あの先に私を知る者がいるのだろうか。

少女はゆっくりと歩き出す。
向かう先は奇しくも、宇宙の端、太陽系の方へ。
名前はまだ無い。


536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 04:56:15.90 ID:4mVqxoJS0
絵が描けないから文章で保守だ

合宿の深夜

どうしたんだ? 話し声が聞こえる。
選択肢:A様子を見に行く B気にせず寝る (A選択)

ここは・・・火星と木星の相部屋だ。
「やっぱり大きくていいなぁ、俺なんて鍛えてたから肉付きが悪くてさ……」
「火星ちゃんの方がいいと思うよ。私は背とか胸とか大きくてもあまり得したことないし」
「謙虚なのはいいけどもっと自分をアピールした方がいいと思うぜ」
立ち聞きも悪いからやっぱり部屋に戻って寝るかな。でもこのまま聞いていたら
もっとすごいことが聞けそうだけど……
「おい、地球」
なんかもう逃げられない状況で…って
「うふぐっ」
「大声を出すんじゃねえ。隣は金と海の部屋だぞ!」
「ふ、ふぐっ。わ、わかった」
そのまま強引に部屋の中へ引きずり込まれる


あとは妄想してくれよ…


544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:08:57.19 ID:4mVqxoJS0
プールにて
水星「やはー!プールって気持ちいいねー!」
海王星「誰かそこの精神年齢小学生並みのやつを止めてくれない?」
金星「なんですかここは、水泳というよりただの水遊び場じゃないかしら!?」
火星「まーかたいこと抜きでとりあえず泳ごうぜ」
地球「そういえば、天王星はどうしたんだ?」
海王星「あいつは塩素がどうのこうので来れないそうだ。少しは外に出るべきだというのに」
冥王星「ま、まってー!」
木星「遅れてごめんなさいー」

木星以外一同「( ゚Д゚ )」


546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:10:47.13 ID:7CpPijER0
男を磨くためにアンドロメダに預けられ10年ぶりに実家に帰ってきた主人公
しかし末の妹冥王星はIAUに記憶を奪われていた。

太陽・・・長女。10人兄妹のまとめ役。火星とともに熱血コンビ
以下兄妹の順番は水金地火木土天海冥で   
水星・・・次女のはずなのだが幼い外見をしているしかし足が速い
金星・・・お嬢様ぶっているが金遣いが荒いのでいつも金欠気味。
しかし何に金を使っているのかは不明
地球・・・主人公。兄妹の中での唯一の男。性格は穏やか
火星・・・元気が有り余っているようでよく地球に突進してくる。
たまにものすごくネガティブになることがある。太陽とは熱血コンビでいつも張り切っている
木星・・・背が高く寡黙な女性。ひそかに慎重を気にしている。
身長が高いので誤解されやすいがとてもやさしい
土星・・・いつもぼーっとしていて掴みどころがない。にもかかわらず大変多くの取り巻きがいる
麦藁帽子をコレクションしている
天王星・・・よく寝ている。魔法がつかえるらしく、寝たまま移動したりしている
海王星・・・木星と同じく寡黙な女性。しかし木星よりは冷たい感じがある。
自分の思ったことを素直に口にする。
冥王星・・・メインヒロイン。いつも兄妹のことを考えている心優しい少女
しかしIAUの陰謀により記憶を奪われる

以上。疲れた


547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:16:10.62 ID:IDBLUC/K0
では既出の設定で。

地球「大体、火星って名前のくせに俺より体温が低いってどういうことだよ」
 突然湧いた疑問。俺はこの謎を解き明かすために火星の部屋へ向かった。
地球「おーい火星、ちょっと聞きたいことがあるんだが」
 ノックをするが返事は無い。
 返事が無いということはいないということで、
 いないということは勝手に開けても誰にも気づかれないということで、
 部屋に火星がいたとしてもそれは居留守を使った火星が悪いってことで、
 様々な言い訳を駆使して俺は勝手に入ることにした。

地球「お邪魔しま~す」
 開け放ったドアから見えたのは息を殺して着替えをしていた火星であった。

地球「え?」
火星「あ……ああ……あんた……ッッ!!」
 俺と身長があまり変わらないという体躯であるが、出るところは出てるんだなあ。
 確実に待っている暴力の前にかえって冷静に分析をする。どうせ殴られるなら見なきゃ損だ。
 火のついたように耳まで真っ赤にする様は正に火星。
 ああそうか。だから火星か。
 俺は納得しながら上段三連蹴りを受け昏倒した。 


552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:19:18.95 ID:qvTk9NsY0
火星「地っ球ーーーー!!!久しぶりじゃんか、元気してた?」
地球「いますぐその手を解いてくれたら 当社費4倍くらい元気になれる・・・」
金星「地球の顔色がドス黒くなってるじゃないの。離しておあげなさい」

太陽「それにしても、本当に久しぶりね。地球」
地球「うん、ただいま。太陽姉ぇ」
太陽「おかえり――地球」



寝起きだからサッパリアタマが動かん
ゴメン


558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:32:18.18 ID:pBATx60wO
ボクとしては正直惑星の特徴を最大限に活かしたい訳なのですよ。

水…公転速度が速い、小型惑星
金…ビーナス、大気が厚く地表がベールに包まれている
地…我々人間のすむ星
月…地球の衛星、古くからの人間に馴染みぶかい
火…マルス(戦いの神)、地球の一回り小さい、酸化により土が赤い
木…大きい、主の神、衛星がたくさん
土…輪っか、農耕の神、衛星がたくさん
天…横倒し、緑色
海…青い、海の神
冥…楕円で17℃の傾きの公転面、今回惑星から除外、極小、衛星カロンを所持


559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:32:47.17 ID:7CpPijER0
俺の設定でなんか書くわ。

夕食時、天王星が
天「皆が寝た頃に私の部屋に来て」
と言うものだから眠いのも我慢して部屋までやってきたぜ
地「おい天王星。こんな時間に何の用・・・DA!?」
ドアを開けた俺が見たものは・・・
巨大な鍋をかき混ぜる天王星の姿だった
しかも魔女がかぶるような帽子までかぶって・・・
地「なんでそんな格好を・・・コスプレか?」
すると天王星は
天「正装」
とだけ答えた
・・・こいつの考えることは見当がつかん
地「で、一体何の用で俺を呼んだんだ?」
天「実験」
地「はぁ?」
と俺が聞くのと同時に鍋からボンッと音がした
天「完成」
そして天王星が鍋に入っていたドロドロの気味の悪い液体をビンに入れて
こちらに近づいてくる
地「な、何をする気だ!?何だその液体は!?」
天「・・・れ薬」
へ?

続きは妄想補完してください



570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:45:02.35 ID:4mVqxoJS0
惑星オンリー攻略可案
惑星+恒星&衛星(月のみ)攻略可案
もうぶっちゃけ星ならなんでもよくね?案

さてどう収拾させるか



573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:51:50.31 ID:pBATx60wO
 >>570
GJ!

まぁ確かに色んな意見が出てるが…何か俺的には今まで出てきた全ての人の意見を取り入れたい。

意見をまとめられず結局冥王星を削除したIAUの二の舞にはなりたくないしね。


577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 05:57:38.43 ID:IDBLUC/K0
 >>564
もっと長い髪の毛を想像してたww
しかしGJ!!!!!!!!!!


地球「あう、また熱が出てきた」
 どうやらインフルエンザにかかったようで、体温が酷いことになっている。
水星「地球~。あれ? また風邪?」
地球「ああ、最近どうも体が温暖化なのさ。悪いが今は遊べないぞ」
 布団で寝ている俺の枕元に立ち、上から覗いてくる水星にそれとなく退室を促した。
 以前、なかなか帰らない水星にお茶漬けを勧めたところ、喜んで食べてったからな。
 遠まわしに帰れって言ってもわかってくれない水星である。
水星「ふ~~ん」
 覗きこんだ頭から透き通るように青いツインテールが垂れてくる。
 チクチクと顔に突き刺さる髪の毛を首の稼動範囲だけで面倒くさそうに避ける。
水星「ふ……ふふっ」
 ニヤッと可愛く笑った水星の笑顔に悪魔を見た。ああやばい、絶対良くないことを考えてる。

地球「うあ、ちょ、やめてください水星さん、くす、くすぐったいです」
水星「ほれほれ~どこが良いですかお客さーん」
 両手にツインテールという凶器を携えて、俺の鼻や口に髪の毛を突き刺してくる。
 シャンプーなのか水星それ自体からなのか良い匂いが漂ってくる。
 朦朧としてくる意識の中、俺はその良い匂いで垂れ下がってくる髪の毛を口になぜか含んでしまった。
地球「もにゅもにゅ」
水星「ちょっと地球何食べてるのよ。もう火星ちゃんに言いつけてやるんだから」
 言うや否や部屋を飛び出していく水星の満面の笑顔に鬼を見た。
地球「ちょまっ!! 今のは意識がもうろ」
 さすが水星、足の速さだけは宇宙レベルだぜ。言い終わる前にいなくなりやがった。
 ちなみに火星は足の威力だけは宇宙レベルなんだよな……。
 そして恐怖の大王の足音が聞こえてきた。


579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 06:01:59.40 ID:7CpPijER0
今は金星姉ちゃんと今で二人きりだ。いまなら気になっていたことを聞けるかもしれない
まぁ無理だとは思うがな。いつも教えてくれないししつこく聞くと
金「この下郎!お前程度がこの私のプライベートを知ろうなどとは
100万光年早いですわ!」
とか言って踏んできたりどこからか鞭を取り出して攻撃してくるわで大変だ。
今回も無理だとは思うが聞いてみるか・・・
地「なぁ金星姉ちゃん。姉ちゃんいつも金欠気味だが何に金を使っているんだ?」
金「私に向かって金欠ですって!?平民の癖に生意気な!」
・・・やっぱり踏まれた・・・だがここでくじける俺じゃない!
地「なぁ教えてくれよ。あと家族同士で平民だの高貴なる私だのって
姉ちゃんいつ貴族になったんだ?小さい頃はやさしいお姉ちゃんだったのに」
金「平民は平民ですわ!それに私は昔からこうでしてよ」
そう言ってまた踏んできた・・・
しかし踏もうとした瞬間に姉ちゃんがバランスを崩してしまった!
地「危ない!」
とっさに姉ちゃんを抱える
金「ぁ・・・」
地「もう、家の中でもハイヒールとかかかとの高い靴履いてるから・・・
ってか家の中で靴履くなよ・・・」
金「・・・胸板広くなった・・・」
地「ん?なんか言った?」
金「な、何でもありませんわ!」
と言ってものすごい勢いで立ち上がった
地「姉ちゃん顔赤くないか?」
金「あ、赤くなどありませんわ!何を仰っているのかしら。
オホホホホホ・・・」
変な金星姉ちゃんだなぁ・・・

以上金星ツンデレ編。おもしろくないかもな



583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 06:13:55.75 ID:dkEbp7tD0
火「やっぱり・・・行くのか」
海「うん・・・やっぱり冥王星を一人にできないよ。」
火「そうか・・・」
金「さびしくなるな・・・」
天「あの・・・っ、やっぱりあたしm」
海「バカッッ!!あんたまでいなくなっちゃったらどうなるの!月火水木金土で覚える子供が続出しちゃうよ!」
天「あっ・・・ごめん・・・あたし・・・バカだからそこまで考えてなくて・・・」
海「いや、ごめん私のほうこそ・・・バカなんて言って・・・」
天「ううん。大丈夫。元気でね。」
木「たとえ惑星でなくなっても、私たちはお前の事も、冥王星のことも、忘れたりなんかしない。」
土「忘れない。どんなことになっても、私達は同じ太陽系の仲間だ。」
海「みんな・・・」
水「あーっ!もう!辛気臭い!さっさと行っちゃえよっ・・・ぐすっ・・・早く!」
金「水星・・・お前・・・」
水「うるさい!冥王星が寂しがってるわよ!早く行ってあげなさいよ!」
海「うん・・・それじゃあみんな・・・またね」
月「ああ・・・またな」







地「・・・・・・・・・あれ?」


588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 06:27:18.87 ID:RHlKDyC8O
地「行っちゃった…な…。冥王星のやつ、最後の最後まで素直じゃないんだから…あれ? なんで涙がでるんだろ?? あれ? あれっ? あはは…へんな俺…」
月「お兄ちゃん、元気出してよ。冥王星、きっとあっちでも元気にやってるよ。だって、あの冥王星なんだよ?大丈夫に決まってるわ」
地「月…そうだな、そうだよな…!」
月「お兄ちゃん…?」
地「月…お前は絶対、いかせないから。俺が守るから」
月「お兄ちゃん…」




うはwwwwwwwwwwwwwwwwww


594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 06:34:31.06 ID:IDBLUC/K0
しかしここで土星ルート

 庭に出れば小さいながらも隅々まで手の行き届いた花壇がある。
 色彩豊かな花達は傾けられた愛情に見合うだけの輝きを秘めていた。
 今日も一人の少女が麦わら帽子をかぶって笑顔で花の世話をしている。
地球「綺麗だな」
土星「うん。もっとこの子達に綺麗って言ってあげれば、もっと綺麗になるんだよ」
地球「ははは、土星が毎日言ってるじゃないか」
土星「それでもっ、地球君が言うのはまた別なんだからっ!!」
 土の付いたシャベルをブンブン振ってなぜか一生懸命な土星。
地球「本当に花が好きなんだなあ」
 「うん」と麦わら帽子を目深にかぶりなおし「花は、ちゃんと応えてくれるから」と土星がはにかんで笑う。
 花壇の隅、見覚えのある紫の可愛い花。
地球「そっか」
土星「うん」
地球「花は……ね」
土星「うん?」
地球「でも花だけじゃないでしょ?」
土星「え?」
 ドキッとする土星を横目に俺はゆっくりと紫の花を指差し、

地球「茄子も応えてくれてるじゃないか」
 ボッと顔を赤くさせる土星にニヤッと歯を見せた。
地球「あれあれ~?もしやあれはサツマイモでは~?」
土星「いやあああ!! もうなんで野菜は知ってるのよおおおッッ!!」


612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 07:04:23.86 ID:7CpPijER0
フラフラと近所にある公園にやってきた俺
地「よう、月!」
月「あ!お兄ちゃん!」
ぴょこぴょこと走ってくる月。
まったく俺の妹ときたら・・・ロリコンの血が騒ぐぜ。
俺がロリコンであることを知ってか知らずか無邪気に俺のほうへと駆けてくる月。
地「何の遊びをしていたんだ?」
月「お砂遊びー!」
地「そうかー。月は砂遊び好きだもんなぁ」
月「うん!」
地「あ!服が汚れているぞ。手も泥まみれだ。家に帰って風呂に入ろうか?」
月「うん!お兄ちゃんとお風呂だー!お風呂♪お風呂♪」
フフフ、また今日も妹の未発達な胸などを鑑賞できるぜ。
地「さぁ、帰ろうか」
月「うん!」



614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 07:05:12.88 ID:VlRUd5e20

しかし、海王星さんには後継者がいない。
他の惑星はみんな小惑星扱いになってしまったのだそうだ。
「代々受け継がれてき惑星数増加も、俺の代で終わりだな」
寂しそうに言った。


616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 07:09:30.60 ID:IDBLUC/K0
設定は相変わらず>>405

地球「お、海王星ぇ」
天王星「ぁ……私は天王星です……ごめんなさい」
地球「あれ、ごめん天王星だったか、いやごめんごめん」
天王星「いえ。よく、間違えられますから……あはは」
 そう言って去っていく天王星の背中はちょっとだけ寂しそうに見えた。
 双子だから間違えてもしょうがない、というのは身勝手な理屈だろう。
 もう間違わないようにしなければ。

……
地球「(ん?向こうから歩いてくるのは天……いや海王星……か?)」
 やばいさっぱりわからん。
 さっき天王星のことを間違えたのに、また天王星のことを間違えたらやばいな。
 これは天王星のつもりで挨拶した方が無難だよな……。よし。
地球「よ、よお、天王星」
海王星「私は海王星よ」
 ピシャリと言って去っていった。ヒュー、COOOOL!!
 次に間違えたら目を傘で刺されそうだ。

……
地球「げっ」
 今度は二人同時に待ち伏せかよ。絶対海王星の陰謀だ。だって傘持ってるし。 
二人「……」
 俺の前でピタリと止まる双子のモンチッチ共。可愛いだけに邪険に出来ない俺。
 あれですか、間違えたらグサリですか。
 やばいどっちがどっちだろう。間違えたらやばいよこれ。まじやばいよこれ。
 かくなるうえは。
地球「ふぉ、ふぉいおうせい!」


642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 07:48:51.06 ID:j26THgtX0
ずっと前から、なんだか違うな、っ感じてた。
ちっちゃかったり、傾いてたり、ゆがんでたり。
でも、おっきかったり、横向いてたりするみんながいるから、それでも・・・って思ってたの。
思って、いたかったの。

だって楽しかった。
みんなとずっと一緒にいたかった。
遥か遠く暗い場所にいたって、みんなと一緒だって思っていれば怖くなかったもの。
それに少しの時間だけど、みんなと近付くことだって出来た。
お友達になる前は誰にも気付かれずに通り過ぎてた。
それに比べたら、嬉しくて仕方なかった。
通りすがりに声をかけてくれるだけで、幸せだった。

そう・・・もともとひとりぼっちだった、あの頃に戻るだけ。
みんなとは違うんだから、あたりまえの場所に落ち着くだけ。
でも、いいの。
みんなと一緒だった思い出があれば、きっとやっていける。
大丈夫。
あたしはみんなと一緒だった、一緒の名前をもらった『冥王星』なんだもの!


646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:00:41.52 ID:smnpgPwL0
金星  「あれさ、グランドクロス?おまえ参加する?」
木星  「うぃ」
火星  「参加」
地球  「一応いまんとこ」
海王星「あー・・・あれなぁ・・俺公転周期微妙にあわねぇんだよなぁ・・・」
水星  「マジ?」
天王星「周期なげーと大変なんだよなぁ」
土星  「だよな、そっちどーよ?」
冥王星「いや、おれ・・・」
金星  「どしたん?」
冥王星「その、おれ・・・無理なんだ・・・」
海王星「なんで?周期だいじょぶっしょ?」
冥王星「そうじゃなくて・・・」
水星  「なになになに、まさか自転がらみ?あらあらあらきてんじゃねーこれ、うはww」
冥王星「はは・・・そうじゃないよ。そうじゃなくて・・・俺やめるんだ」
木星  「うん?」
冥王星「……惑星・・・やめるんだ」
一同  「…」


647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:01:24.10 ID:qCP0AAO00
みんなと一緒にいるときはとっても暖かかった。
うん、過去形・・・
もう、みんなと一緒にいれなくなっちゃうの。
やっぱりわたしはみんなと違うんだって。
ホントはみんなとこのまま一緒にいたいよ…
でも、一緒にいちゃいけないんだって。
もう、ダメなんだって・・・
今まで一緒にいさせてくれてありがとう。
いつまでもみんなのこと見てるからね。
いつかまた、みんなと一緒に回れるときが来たら、
そのときはもっとうまく回れるようになってたらいいな。
やだな、わたし、
みんなの前で泣かないって決めてたのに、
今日は泣いちゃった。
アハハ、なんか逆にしらけちゃうよね。
これ以上一緒にいたらみんなに迷惑かけちゃうからいくね。
それじゃあ、バイバイ。


650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:05:18.05 ID:IDBLUC/K0
設定は相変わらず>>403

金星「騒がしいですけど、どうかいたしましたの?」

地球「ああ金星。水星が買い物の途中で財布を落としたらしくて、
   清算のときに気が付いて店の店長に怒られたらしいんだ」

水星「ぅ……ぐすっ、わた、わたし、万引きなんてしてないもんっ」

金星「怒られたって、万引きと疑われたってことですの?」

地球「どうやらそうらしいんだ」

水星「えっぐ、ぅ……ひっぐ、わたし、わたしなんもしてないもんっ」

金星「はぁ……水星さん、あなたも悪いのですよ。いつもいつも注意散漫だから
   財布を落とすなんてことになるのです。わかってますの?」

水星「だ、だって、ひっぐ、ごめんなさいっ、うっ」

金星「それで財布は見つかりましたの?」

水星「う、ううん」

金星「警察には?」

水星「行ってない……ごめんなさい」


651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:06:12.49 ID:IDBLUC/K0
金星「呆れた。もうあなたは一人じゃ何にもできないんですの?
   子供じゃないのですよ!! だから財布だって落とすのです!!」

水星「ふぇ……ッッ」

地球「おい、何もそこまで言うことは……」

金星「いいですわ、まずはお店に行きましょう。
   私もそこの店長さんにたった今用が出来ましたから
   それと警察にも行きますわよ」

地球「金星……」

金星「な、なんですかっ!! 何でそんな俺は信じてたぞっていう目で見るんですか!!
   私はただ水星さんにですね……!!」

地球「あーはいはい、可愛い水星の面倒を見たいんだろ」

金星「ちっ違います!! 私はただ水星さんに世の中のですね……ッッ!!
   ちょ、水星さんちょっと離れて下さい!!」

水星「金星さぁぁん、うわあああん」

金星「ほらほら、もういい加減に泣くのはおよしなさい」


655 名前:ボイジャー1号 :2006/08/25(金) 08:09:38.57 ID:F/puU8lI0
思えば遠くまで来たものだ。
地球を旅立って30年近く。いろんな惑星達と出逢ってきた。
私が見たもの全ては、地球にいる人間達に届いているだろうか。
彼らからの返答は無い。だがそれでも私は、自分の見たままの姿を送り続ける。

木星に輪があることを発見した。彼女はナチュラルメイクを心がけているようだ。
天王星、海王星にも輪があった。土星のようになるにはまだまだ幼い風貌だ。

私は世界から最も遠いセカイを見ている。母なる星は、最早私の目には見えない。

そこに太陽がある限り、彼女らは周り続けるだろう。
私の役目は終わりだ。後は更に外のセカイから、彼女達の幻想郷を、果てしない時間の中で・・・・・







SSできねえええええええええええええええええええ


663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:19:37.81 ID:j11K7xo5O
太陽「さぁて今週の日曜みんなでどこか行く?」
水星「いいね~!!行こう行こう!!」
木星「サンセー!!」
地球「みんなが行くなら良いよ。」
太陽「よしっ、それじゃあ日曜日は朝9時駅集合ね~」
冥王星「あっ…あの…」
太陽「んっ?どうしたの?冥王星。なんか予定有った?」
冥王星「いっいえっ、ち違うんです!…私もう皆とは一緒に居られないんです…。」
一同「「えっ!?」」
火星「どういう事だよ!?何で一緒に居られないんだよ!?」
冥王星「ビクッ」
金星「おい!冥王星が恐がってるだろ!…でもどうしたんだ?冥王星。」


666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:22:03.55 ID:7CpPijER0
木「ふぅ。終わったぁ」
火「ん?何してたの木星?」
木「あっ火星ちゃん!掃除してたんだよ」
火「へぇ。木星はよく家事とかしてるよね」
木「うん・・・」
火「どうしたの?急に元気が・・・」
太「あらぁお掃除してたのぉ?偉いわねぇ」
火「あ、太陽。(相変わらずすごい乳だな・・・木星もかなりあるけど・・・
っていうかその炎は何なんだ)」
木「・・・・・・」
太「あらぁどうしたの木星ちゃん?急に静かになっちゃってぇ」
木「い、いや。なんでもないの。アハハ(言えない。掃除してる理由が太陽さん
の炎から出てくるススだなんて・・・)」
火「それにしても暑いなぁ」
太「夏ねぇ・・・」




669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:24:04.09 ID:1T1NMzSB0
チャットルーム名 『太陽系、集まろうぜ!』

参加者:水星 金星 地球 火星 木星 土星 天王星 海王星  閲覧(1)

金星:ROMってるやつきめぇから入ってこいや

天王星:こういうのって本当ウザいな・・・

土星:どっかの隕石じゃね?

地球:おい入って来いやカス

木星:まだ見てるよ・・・

『冥王星』が入室しました

冥王星:や…やあ、みんな・・・一緒に、周っても・・・いいかな・・・?

『水星』 『金星』 『地球』が退室しました

『火星』 『木星』 『土星』が退室しました

『天王星』 『海王星』が退室しました


675 名前:663の続き :2006/08/25(金) 08:39:45.58 ID:j11K7xo5O
天王星「そうだよ何があったんだ?教えてくれよ。俺達仲間だろ!?」
冥王星「ウグッ…ヒック…ごめ…なエッ…い」
火星「泣いてばかりじゃ分かんないだろ!!」ドンッ!!
金星「よせっ!!冥王星が怯えてるじゃないか。」
太陽「何があったのか教えてくれる?」
水星「ホント、どうしたんだい?あっ、これ飲んで落ち着いて。」
冥王星「ウッ…ウッ…ゴクゴク…」
水星「どう?落ち着いた?」
冥王星「…コクッ」
金星「じゃあ聞かせてもらえる?何であんな事言ったのか。」
冥王星「…じっ実は昨日大人たちが話している事を聞いてしまったんです。」


677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:41:38.16 ID:53xYnUAcO
それは―…長い夢だった

太陽を母に9人の兄妹でみんなで楽しく…少なくとも平和に暮らしていたんだ
それが永遠だと信じて疑わなかった

それが道徳に反すると分かっていた
―僕は末っ子に恋をしていたんだ
彼女も僕に愛を誓ってくれた
彼女を抱きしめようとした

その時―…目を覚ました
現実には8人の兄妹がいた
彼女は幻想だった






わかりません><!


678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:43:04.59 ID:e8VcQkRV0
惑星諸氏へ

この手紙をもって僕の惑星としての最後の仕事とする。
まず、僕の詳細なデータを解明するために、探査機の派遣をお願いしたい。
以下に、惑星についての愚見を述べる。
太陽系の惑星を考える際、認められるのはあくまで僕までであるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであるように、
産まれた時点でその存在を確認できない事がしばしば見受けられる。
その場合には、摂動などを含む存在のヒントが必要となるが、
残念ながら未だ満足のいく成果には至っていない。
これからの惑星の飛躍は、冥王星以外の惑星の発展にかかっている。
僕は、君達がその一翼を担える数少ない惑星であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
君達には惑星の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、冥王星以外の星々が急に惑星除外とされるような事態が、
この世からなくなることを信じている。
ひいては、僕の氷を病理解剖の後、君達の惑星研究の一石として役立てて欲しい。
宇宙は生ける師なり。
なお、自ら惑星の第一線にある者が、格下げされ矮惑星となった事を心より恥じる。

                                冥王星


683 名前:675の続き :2006/08/25(金) 08:57:31.97 ID:j11K7xo5O
~ある日の事~
冥王星「お祖父ちゃんたちみんなで何話してるんだろう?」
大人A「なぁ皆に相談があるんだが…」
大人B「どうしたんだ突然。」
大人A「実は冥王星の事なんだが」
大人C「冥王星ちゃんがどうかしたのかい?あの娘はいい子だよ。毎日挨拶はするし、家の手伝いもしているからね。」
大人A「いやっ冥王星は悪く無いんだが、悪いのはむしろ惑星の奴らだ。あいつらは小さい冥王星をさんざ連れ回している悪ガキどもだ。」
大人D「なるほど、分かった。…でどうするんだ?」大人A「冥王星をグループから外すんだ」
冥王星「(えっ?)」


685 名前:ハレー彗星 :2006/08/25(金) 09:01:04.67 ID:F/puU8lI0
太陽という鎖に縛られた私自身、楽しみと言えばそれぐらいのものだ。
76年という歳月は、常に太陽と私の下らない意地の引っ張り合いの繰り返しである。
しかしその時々に見る太陽の息子、娘たちに、私は幸福感を感じずにはいられない。
地球の蒼さは私の疲れを癒し、土星の美しさは周期の長さを忘れさせる。

彼らはいつも私を応援してくれている。
9人揃って、今も、これからも。
また私に出会えるのがどれだけ先になるかは、地球の人類だけが気にすればいいことだ。
何万年もの果てしない時は、彼らには大き過ぎる。

私はただ、走り続ける。
彼女は私にとって、いや、人類にとって76年の折り返し地点にすぎないのかもしれない。
しかし私は声を大にして言いたい。
「彼女がいなければ今頃私はここにはいなかった」と。

その想いが、つまり今の私の願いである。





686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 09:05:50.30 ID:IDBLUC/K0
さよなら、冥王星

夜空に流れ星が輝く。
俺は慌てて天体望遠鏡を組み上げ、そして思い出す。
「あぁ、冥王星は無くなったんだっけ……」
夜空からは流れ星の慌しい光跡が伝わってくる。
もし冥王星があったら、どういう天文学が成り立っていただろう。
第9惑星がまだあって、それで議論とかが起きて……
夜空では相変わらず、流れ星が必死に宇宙の神秘を伝えている。
綺麗な流れ星だ。俺は、望遠鏡を通して「うわぁ」という感嘆を
漏らしている自分を想像した。
後ろの小惑星が望遠鏡に向かって挑発的な輝きを放っている。
「なんだ、あの星は」「彗星氏ね」……
俺はたまらなくなり、無いとは分かっていながら再び天体図鑑の本を開いた。
しかし、図鑑には一言「消滅したのです。。。」とだけしか書かれない。
何度捲っても変わらない。あの日以来、冥王星は消えたのだ。
どうやら流れ星が打ち止めになったようだ。相変わらず一際輝く1等星が
その輝きを誇っている。
「さよなら、冥王星」
俺は図鑑から一ページだけを破り捨て、そして美しい夜空を冷めた目で
見るのであった。


688 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 09:10:09.42 ID:7CpPijER0
金「ふわぁ・・・」
まぶたを擦る。まだまだ眠いですわね。
春眠暁を覚えずとはこのことでしょうか。
まぁ眠い眠いと言っていられませんわ。
私の華麗な一日がまた始まるのですから。
ほら。小鳥のさえずりが・・・
ドオオオオオォン!!!
金「グフゥッ!!」
水「金星ちゃん!朝だよ!ご飯だよ!」
い、いきなりタックルとは・・・この元気娘。朝からタックルされる身にもなって御覧なさい。
金「す、水星さん。朝からタックルとはご挨拶ですのね」
水「え?挨拶?おはよー!金星ちゃん!」
こ、この幼女の頭の中はカラッポですの!?
金「ま、まぁいいですわ。朝食ですのね。参りましょうか?」
水「うん!いこー!」
手を繋いでくる水星。私の大切な妹分。
さぁ新しい一日を始めましょう。

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最終更新:2006年08月29日 12:11