《ボーダーオブライフ》
〔あなたの場の任意の枚数の
裏向きカード〕を選んで手札に加える。その後、〔あなた〕はX
ダメージを受ける。Xはこの効果で手札に戻したカードの枚数の2倍に等しい。
「御覧なさい、これこそが生命の実態よ」
コメント
ライフコストと引き換えに場の
裏向きカードを手札に加えるコマンド。
枚数分ダメージを受けるものの、任意の枚数だけ手札に戻せるので使い勝手が良く、組み合わせるカードによって様々な用途が考えられる。
3枚で6点、5枚で10点と考えれば安い取引とは言い難いが、その分単純にかなり低い
ノードで多数のカードを手札に加えられる為、使い方によっては強力な手札増強手段として用いる事が出来る。
また
死神「ヒガンルトゥール」のような
セットカードを手札に戻す事で効果をリセットさせる事が出来る。このカード自体のノード・コストがかなり控え目なので、効果を使い回しつつ手札を増やせるリターンの大きさが利点。
逆に言えば、これらのカードと組み合わせる事が大前提であり、単体では何も出来ない典型的なコンボカードである為、採用するならそれだけの価値があるコンボギミックを用意しておきたい所だろう。
手札に加えた後にダメージが発生するため、
森羅結界を干渉等でプレイすることで手札補充+ライフ回復が可能。
大結界「博麗弾幕結界」でダメージを無効化することもできる。
が、ただでさえ
事故要素の大きいこのカードにそこまでフォローするのはさすがに辛いものがある。
- 全くの余談だが、このカードはM.I.Wが制作していた別TCG「system[DA,BA]」に収録されている同名、同イラストのカードが元ネタになっている。そちらでは「城壁」(TCG「デュエル・マスターズ」におけるシールドに近いもの)を任意の枚数手札に戻すカードとしてデザインされている。裏向きのカードを回収、そして実質的にライフが減る効果を上手く再現しつつ、より使い途を増やしている良デザインと言えるだろう。
収録
最終更新:2023年07月05日 02:04