《蛍符「地上の彗星」》
〔相手プレイヤー〕は手札を2枚破棄しても良い。破棄しない場合、〔全ての相手キャラクター〕に5
ダメージを与える。
蛍が発光のために使用したエネルギーは90%以上が光に変換される。まさに究極のエネルギー変換装置である。
コメント
ノード・コストは大きく増えたがコストパフォーマンスはさらに良くなった。相手のみへの全体5点火力が2コストで撃てるのはかなり強力。
ただし、手札2枚を破棄すればダメージを回避出来るという逃げ道がある。選択するのはあくまで相手プレイヤー。よって相手が最も都合の良いように選択するため、効果の確実性は大きく落ちる。キャラクターを除去しなければ負けという盤面ならば相手は間違いなく手札を破棄してくるだろうし、逆に
ハンデスを狙っても場に焼けるキャラクターがいないので腐る、といった状況に陥りやすい。
また
蛍符「地上の流星」と違いこちらはリグルが居てもダメージを強要出来ない。相手の手札次第では逆効果にもなり得る点には注意しておこう。
全体的には、効果自体は強力であるものの状況を大きく選ぶカード、という評価になりがちである。相手の手札が2枚未満の時を狙えば破棄することが出来ずにダメージが確定するため、相手の手札を積極的に狙っていくデッキならば力を発揮できるかもしれない。
- このカードのような「相手に(最終的な)選択権のあるカード」は弱い、というのがカードゲームのお約束である。5ノード2コストでハンデスならば1:2交換、火力ならば相手だけ全体5点とパフォーマンスこそ良いものの、前述のように逃げ道があるため。
- たとえ片方の効果が「相手プレイヤーに25点ダメージ」のような荒唐無稽な効果であったとしても、もう片方の効果を単独で持っているカードの下位互換である、というのが定説。オレンジ/9弾あたりがあった場合どちらを選ぶかを考えると分かりやすい。
- 逆に人鬼「未来永劫斬」のような最終的な選択権が自分にあるカードは、見た目より強いとされる。
収録
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最終更新:2016年03月06日 13:54