グライガー
英名 Gliger 学名 Pandinus petomai
標準体高 1.1m 標準重量 64.8kg 特性:怪力バサミ/砂隠れ
主な生息地:ヒワダタウン南の急勾配 など
風に乗り高速で滑空する、サソリ型のポケモン。
体が重く、空を飛ぶには不向きに見えるが、
平な体と 腕と足の間に張る風受け膜のおかげで
重量を感じさせないほど軽く、素早く飛ぶことができる。
両手の硬いツメで水気の少ない岸壁に穴を堀り巣を作る。
基本的に、巣は就寝と餌の保管に使う。
とはいえ、睡眠時間はごく短く 日中2、3時間眠る程度である。
普段は巣のそばの岸壁に張り付いて待機し、
獲物が近くを通りかかると素早く岸から離れ、
獲物に向けて音を立てず滑空、顔面に覆いかぶさるように
くっつき 視界を奪って動揺を誘い、敵に隙ができると
瞬時に尾の毒針を打ち込み神経を麻痺させる。
突然の奇襲で視界を奪われると、フーディン並の
強靭な精神力の持ち主でもなければ動揺は防げないだろう。
多くの獲物に対して非常に効果的な狩りといえる。
更に、紫の体色が目につきにくい夜にこの狩りを行ったなら
より高い効果を発揮できるだろう。日が落ちてから
岸の側を通る時は、グライガーに注意したい。
麻痺させ捕えた獲物は、大きいものはその場で食べてしまうが
虫ポケモンなどの小さいものは、巣に運び保存食として保管する。
グライガーの麻痺毒には防腐作用も持っているため、捕えた餌が死んだ後も長く保存することができる。
獲物が少ない冬場はこの保存食を食べて生活しているようだ。
表皮には砂と似た成分の絶縁体が含まれており、
飛行するものには珍しく電撃が全く効かないという特徴を持つ。
虫としても地面タイプとしても飛行タイプ異端の存在といえる珍しいポケモンである。
最終更新:2006年10月27日 19:56