ダークライ(仮称)
推定体高 不明 推定重量 不明 特性:不明
主な生息地:そもそも存在すら未確認
ミオシティの伝承に登場
ミオシティ周辺の民話、伝承にのみに確認される、俗に幻のポケモンと称される未確認生命体。
複数の文献(シンオウの神話、禁忌・慣習 シンオウ編など数著)などで触れられている。
共通する点としては新月の夜に現れ人々に恐ろしい夢を見せるということがある。
自身はこの新月と言う点に着目したい。
古来より東欧では満月の日に狼男が現れるという人狼伝説が残っている。
このような伝承が生まれたメカニズムとしては、いわゆる人類のもつ、生まれながらの闇への恐怖があったというのが通説である。
人類の人類でなかった時代、闇が生命を脅かすものだった時代から本能として脈々と受け継がれてきた恐怖が実際に心の中に現れ出た、それがダークライなのではないか、と。
もちろん現時点ではその存在を否定することも肯定することもできる状態ではない。
しかしその姿について触れられた文献が今のところないのも事実であり、これからの研究の発達および発見が期待される。
なお、ダークライの悪夢に対抗するものとして三日月の羽の存在を伝承する書も一部に見られたが、これは暗黒を司るダークライの対極、その対抗策として宗教などのように心の拠り所として考えつかれたのでは、との声もある。
いずれにせよその存在は不明である。
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ダークライ
分類:あんこくポケモン
英名:Darkrai 学名:nigrum Plutos
標準体高:1.5m 標準重量:50.5㎏
特性:ナイトメア
進化系列:なし
主な生息地:現在不明
これまで数々の伝承や神話に伝えられ、未確認ポケモンとされていたポケモン。
最近までその存在すら不明だったが、2007年に起こった「アラモスタウン消失事件」後の調査によって、その存在が確定された。
その姿はまるで黒いローブを纏った魔道士か魔王を思わせる姿をしており、殆どのポケモンがこのポケモンに対して敵意を持つか、
あるいは追い払おうと行動に出る事が多い。(対するダークライは逃走する事が殆どである。)
また、最近の研究から、伸縮自在の細長い脚部を持っている事が分かった。
生態については未だ不明であるものの、目撃例の殆どが真夜中であった事から、夜行性といわれている。
また、数少ないダークライを捕獲したトレーナーの証言を元にすると、日光を極端に嫌っており、日陰に居座っている事があるという。
このポケモンの最大の特徴といえば、側にいると寝ている間悪夢を見せられる事だろう。
この特性「ナイトメア」についてはまだまだ謎が多いが、一説によればダークライが自衛の為に放つ特殊な高周波が生物の脳に作用し、
悪夢を見せ付けられてしまうといわれている。
上記の特性や無気味な姿から、ギリシャ神話の眠りの神ヒュプノス(もしくは死の神タナトス)やシューベルトの作曲した「魔王」の中に登場する魔王のモチーフではないかといわれている。
いずれにせよ、ダークライのその恐ろしい姿は太古の人々にトラウマを植え付けていたのは確かだ。
最終更新:2010年09月03日 13:05