オオタチ
英名:Furret 学名:Weasel long-waisted
標準体高:1.8m 標準体重:32.5kg 特性:鋭い眼/逃げ足
その細長い体型から「どうながポケモン」と分類されている、四足歩行型ポケモン。
生息地は主にジョウト地方やカントー・シンオウ地方の一部とされており、広く分布している。
特徴は大きく愛くるしい目と、頬にある特徴的な模様。
そして何といっても胴の長さと、胴から尾にかけて描かれている輪のような模様である。
その可愛らしい見た目と飼育のし易さからペットとして人気があり、特に女性に愛好家が多い。
非常に素早く、また視力の良いポケモンで、僅かな動きにも敏感に反応することができ、その長い胴体のお陰か、上手く腹式呼吸を用いて大きく・透き通る泣き声を発することもできる。
このためか、過去に大草原や国境付近をオオタチで見張らせることもあったという記録がある。
基本的に雑食で、特に木の実や小さい虫などを好んで食べる。
オオタチは身体から考えると非常に大きな呼吸器官や心臓を備えており、長時間走り続けても息切れを全く起こさず、その状態で気配を絶つことも容易である。
さらに、水中での泳ぎの速さもかなりのもの。
その強靭な肺や尾をうまく使うことで波紋を全く立てずに数十分潜水したり、潜ることが可能である。
また、その小さな手足は意外と発達しており、周りの様子を確認するときはスムーズに立ち上がることができる。
意外なことに、オオタチの縄張り争いは手を使ってお互い殴り合い、どちらが先に手を付くかで決めるのだ。
やってる方にとってはかなり痛いだろうが、見てる我々にとってはなんとも可愛らしい光景である。
このように、のほほんとした外見とは裏腹にかなりの適応能力があり、
わざの習得にもそれがしっかりと現れて、実に様々なわざを覚えることが出来る有能なポケモンでもある。
オタチやオオタチの種族は総じて神経質な性格であることが多く、それは彼らの視力の高さや、敏感な反応能力からも裏づけできる。
そのため、彼らを飼育するときにはこまめに部屋の掃除をしたり、整理する必要がある。
昔は嫁入り修行の際オオタチを飼うことを親に薦められたこともあるようだ。
最新の研究によると、オオタチの筋繊維の構造や内臓の機能は非常に無駄がなく、かなり高い水準での効率化が実現されているとされている。
オオタチの筋繊維の構造を様々なものに再現できれば、例えば我々の手と同等の形状であっても人を5~6人一気に吹き飛ばせるほどの力を発揮できるという。
今後新たな技術革命を実現するために必ず必要になってくるポケモンであろう。
最終更新:2009年08月05日 16:01