分類:らんぼうポケモン
学名:Draco duo-caput
モノズの進化系。
もう一つの頭が生え、背中に黒い翼も見られる。ただし、飛ぶことはできない。
この翼は空気の振動を敏感にキャッチすることができ、これによって
ジヘッドは獲物の位置を特定する。相変わらず目はほとんど見えていない。
モノズより鋭敏に音を聞き取れるため、非常に活発に行動する。
住んでいる洞窟に獲物がいなくなってしまうと、そこを出て他の洞窟を探す。
そのため、大きな洞窟ではジヘッド同士の縄張り争いが絶えない。
2つの頭はそれぞれ独立した意識を持っており、ほとんどの場合仲が悪い。
イッシュ地方の童話にも、木こりがジヘッドに襲われ追い詰められた時に
頭から食べるか足から食べるかで2つの頭がケンカを始めてしまい
そのすきに木こりは無事に逃げ出した、という話があるほどだ。
ただし、実際は狩りを始めて獲物をしとめるまでは喧嘩はしない。
イッシュ地方では「獲物を追いかけるジヘッドのような」という言い回しを
「利害の一致で一時だけ手を組んでいる(利益がなくなればいつでも裏切る)」
という意味で用いている。
2つの頭の仲の悪さはジヘッドにとって不利なことがほとんどで
何故このような性質を持っているのかが長年疑問だったのだが、
ジヘッドの進化系のサザンドラが発見された時に1つの結論が出された。
ジヘッドの仲がよければジヘッドが増える。それらが全てサザンドラになると
最悪全ての生き物が死に絶えてしまう可能性が出てくる。
そのため、ジヘッドのうちに自然に淘汰できるようになっているのだろう。
最終更新:2010年11月15日 15:06