近年、太平洋南部にある4つの島々からなるアローラ地方を中心にすべての生命体を攻撃する謎の生物が出現したとの報告が入った。
アローラ地方に拠点を置く環境保護及び携帯獣保護・保全団体「エーテル財団」はこの生物を「UB」…すなわちUltra Beastと呼称している。
国連やポケモンリーグ委員会もこの生命体についての調査を行い、以下の報告書を掲載しておく。
1、ウルトラビーストとは何か?
ウルトラビースト。別名UB,超次元獣とも呼称され、ポケモンはおろかその他の生命体とも合致しない独自の生態や特殊能力を持つ個体をそう呼んでいる。
様々な種類が存在するが、公式に確認されたのは7体のみ。
国際警察はこれらに独自のコードネームを付けて区別している。
2、ウルトラビーストの生態及び生息地
正式には発表されていないが、エーテル財団代表ルザミーネ氏によれば異次元空間「ウルトラスペース」を縄張りにしているとの報告があった。
本当にそのような空間があるのかは不明だが、彼らを目撃したトレーナーからの様々な目撃情報から、「突然空に穴が開いてその穴から出現している」等の情報を整理するに、
ウルトラビースト(以下UB)は「ウルトラスペース」に出現した次元の裂け目を通ってこの世界に出現するというのは間違いないだろう。
UBの生態は個体ごとによって違うものの、彼等には共通して「自分以外の生命体を攻撃する」という特性が報告されており、どちらにせよ我々にとっては相いれない存在なのは間違いないだろう。
他にも赤いオーラを纏っていたとの報告があるが、詳しくは調査中である。
3、彼らの正体について
その正体は「ウルトラスペース」において独自の進化を果たした携帯獣…即ち異次元のポケモンである。
ただしウルトラスペースのエネルギーのせいもあってモンスターボールにポケモンとして認識されにくく通常のポケモンより捕獲しにくい。
現在国際警察では彼ら専用のモンスターボール「ウルトラボール」を開発中である。
最終更新:2017年04月19日 15:25