ポケモン生態調査書類管理局@ ウィキ

ロケット団本部より押収されたデータについて

23日、タマムシ大はカントー警察総本部よりロケット団本部一斉捜査時に
押収された資料の解析結果を記者会見の席上で発表した。
タマムシ大が担当したのはポケモンの遺伝子改造学に関する論文、研究内容であり、
残念ながら殆どのデータは破損もしくは消滅しており読み取れなかったようだ。
しかし、非常に貴重なデータは発見する事が出来た。(解析結果は既に警察庁に提出)
幻のポケモンとされてきた「ミュウ」の遺伝子解析資料とクローン作成実験の資料である。

既知の方も多いと思うが、ミュウとは今世紀の初頭に南アメリカ大陸の奥地に生息が 確認された、全てのポケモンの起源とされる哺乳類型ポケモンである。

研究内容によると、卵割段階である程度の遺伝子操作を施し、通常の生体細胞と
強化細胞を組み合わせた「ハイブリッド」とでも言うべき改造である。
この二者の相反性は、何の違和感も無く溶け込んでおり、特に神経胚においては
ミュウ由来の通常の細胞、それ以外の部位では強化細胞を使っている事から、
ロケット団側の科学者が相当な科学技術を持っていた事が判明した。
また、「この資料の片隅には、『two』(2)と言う文字が書き込まれているが、この単語が一体
何を示唆する物なのかは、我々が推し量る事は出来ない。」との事。

警察からの発表によると、現在までにそのような先進的科学実験施設は見つかってなく、
実験に使用されたミュウもしくはそのクローン体に繋がる手がかりは何もないと言う。

(タマムシ共同通信/1997.7.23)

(補足)タマムシ大学院携帯獣学研究チームが今から十年以上前に論文を発表した当時の
新聞記事である。現在もこのポケモンの捜索及び研究が続けられている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2006年09月23日 10:57