ピッピ
英名 clefairy 学名 star singer
標準体高 0.6m 標準重量 7.5kg 特性:メロメロボディ
主な生息地:お月見山 など
「ようせいポケモン」に分類される、二足歩行哺乳類型ポケモン。
原産地域は不明であるが、国内ではニビシティとハナダシティを結ぶトンネルがある
通称「お月見山」周辺にのみ生息している。
体色はピンクが基本である。また、額の辺りに毛が集中し、そこがカール状に
なっているのがピッピ系最大の特徴であろう。
同様の特徴はプリン・プクリン系にも多く見られるが、この部位の実用的理由は
未だに解明されていない。
主に集団で生活し、木の実の採取による草食生活を営んでいる。
これと言った特別な捕食能力は無いが、彼等(特に彼女等)が最も得意とする物は、
「歌」である。もしかしたら、ピッピの歌声を子守唄として育った方も居られるのでは。
また、彼等はポケモンの中でも知能が高い分類に入り、野生の集団においては、
満月の夜に巨石を囲んで歌い踊る宗教的儀式の様子も確認されている。
野生の個体でも平均で約40年近くも生存しており、低身長系では比較的長生きである。
繁殖期は年に一度、それも決まって中秋の名月の日であり、彼等の儀式と繁殖期には
何らかの関係がある事を示唆する学説も多々ある。
一度に生まれる個体は多くて3体程度であり、約5年で成熟する。
ピッピは、何故か新生代以前の化石が一つも発見されていない。
つまり進化段階を解読できないため、一体何処から来たのかさえ判明しないのが現状だ。
また、「月の石」から出る放射線(月光線)で進化することが確認されている。(「ピクシー」参照)
その為、度々「宇宙(特に月)から来たポケモン」とされることが多い。しかし反論も多く、
ニビ携帯獣学総合研究所(現在は廃止)が1996年に発表した論文によると、(以下原文)
「…例えば彼らが宇宙から来たとすると、何故彼等のミトコンドリアDNAが行き着く先に
ミュウがいるのだろうか。…結局、彼等の祖先は地球に存在した何らかの生物である。」とある。
科学的な根拠から推測すると、ピッピはやはり地球上に元からいたポケモンなのである。
その歌声は中世ヨーロッパの貴族社会の中でも重宝され、現在と同じように不眠治療や
子守唄・音楽鑑賞などの用途に役立っていたようである。
だが、現在では殆どカントー地区「お月見山」以外に生息の報告は無く、彼等はいずれ「絶滅」と
いう名の「宇宙」へ旅立ってしまうかもしれない。
最終更新:2006年09月28日 16:54