ドクロッグ
英名 Dokuroggu 学名 Rana virusus
標準体高 1.3m 標準重量 44.4kg 特性:乾燥肌/危険予知
主な生息地:現在不明
ノモセシティの大湿原のマスコット、グレッグルの進化形。
乾燥肌で陽射しに弱い種のため、体を湿らせやすい水辺や湿原に棲む。
夏の間は地面に穴を掘り、その中で暮らす。
グレッグル期には頬にあった毒袋は喉元に移り、
より大きくなり、より多くの毒液を溜めておけるようになった。
この毒液は非常に強力で、人間ならばわずか100ミリグラム程度で死に至らしめてしまう。
手の甲に硬く鋭い爪を持つ。この爪は体内を通る毒腺で毒袋と繋がっており、
爪にあいている、肉眼では確認できないほどの細かな穴から毒液を分泌することができる。
ドクロッグ族は用心深く、いつ外敵に襲われても即座に対応できるよう、
常に爪に毒をにじませて周囲を警戒している。
不意に驚かせると、たとえ親しいトレーナーでも本能で攻撃してしまうため、
飼っているトレーナーはうっかり驚かせてしまうことがないように注意しておかねばならない。
主食は肉類。ビッパなどの獲物を見つけると、発達し 筋肉のよくついた足で
標的めがけて大きくジャンプし、気づかれる前に素早く近寄り毒爪で奇襲をかける。
一撃で倒せない場合は、最初の奇襲攻撃で与えた毒がまわって相手がうごけなくなるまで
自慢のジャンプで相手を翻弄しながら拳を打ち込み戦って時間を稼ぐ。
相手が行動できなくなると、最後に急所に爪の一撃をくらわせ、
完全に相手の息の根をとめてから捕食する。
これは、万が一にも相手の反撃を受けて傷を負わないようにするためである。
非情で残忍に見えるが、これもドクロッグの用心深さの現れであるのだ。
また、彼らには「危険予知」と呼ばれる優れた能力が備わっている。
これは、自分が受けると被害が大きいであろう技を持ったポケモンを識別する能力である。
これにより、捕らえようとしたポケモンが危険な技を持っていることを察知すると
戦いを避けようとする性質を持つ。
この危険予知の能力は謎が多く、現代の最新科学を持ってしても
どうやって敵の技を見抜いているのか判明していない。
基本的に群れは作らず固体単位で活動するが、繁殖期だけは別で、
子供のグレッグルを連れた複数のつがいが固まって生活する。
彼らのタマゴは柔らかく外敵に狙われやすいので、
タマゴを守るためにこのように集まるのだと見られている。
用心深く、傷つくのを避けようとするドクロッグだが、
自分のものでないタマゴが襲われるとにグループの一匹が敵を追い払ったり、
それを信じ、仲間にタマゴを任せて餌を捕りにいく者もいたりと、
仲間を信頼し助け合う気持ちは非常に強いようだ。
一見、残忍で怖そうで、と あまり良いイメージのあるポケモンではないドクロッグだが、
実は冷静で、強く、仲間を信じる心を持ったいいポケモンなのである。
最終更新:2006年11月03日 22:41