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今、いくつかのテレビ局はこのことを生中継として放送していた。

なぜなら、これは世界で12ヶ所も行われているからだ。

空の向こうで、フクナガと同じ立場に置かれ、同じ気持ちになっている人が77人も居る。

人類を向こうで繁栄させるには・・少なくないか?
それに、俺達がまだ踏み入った事もない星だ。
そんな所で84人だけで生きていくのは無理だろ。

ずっと悩んでいたのは平行。
「きっと、他にも策があるのか・・・?」
彼だけが素直に喜べずにいた。

「それでは皆さん、お待たせしました。用意されたスペースシャトルにお乗り下さい。」
基地のスピーカーからサンテの声が聞こえる。

彼も、どこかでこれを見ているのだ。
1つの場所で12ヶ所を。

「今、アメリカのスペースシャトルが発射されました。これで残るは日本だけとなっております。」

「では、乗組員は選ばれた事に感謝しつつ、これからの人類の先祖として向こうで精一杯生きて欲しい。」
元気のいい声が響いた。

最初に見知らぬ人が乗り込み、次にく氷河期、その後におっさんとフクナガが同じタイミングで乗っていった。
その次に結局最後の最後まで悩み、喜んでいない平行が。

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最終更新:2014年03月13日 18:28