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「あああああああ! もうどうでもなれえええええええ!!」
目を瞑って大剣を無造作に振り回すちょくえ。
「ちょくえさん!? 俺まで殺すつもりですかニャ!?」
うわあああああと発狂しながら大剣を振り回すちょくえには坂本の必死の訴えも届いていない。本当に相性が良いのか悪いのか分からないコンビである。
すると、ズバシュと大剣が何かに突き刺さった音をちょくえはなんとか捉えた。
なにやら坂本がホッとしているように見える。
え?、と大剣を見てみると、ドスジャギィの頭がなんかもうとてもグロテスクなことになっていた。
「やりましたニャ! ドスジャギィを討伐ですニャ!!」
まるで自分のことのように喜んでいる坂本だったが、ちょくえには実感が湧かない。まさか大型モンスターがこれほどまであっさり死ぬとは。てかグロすぎて見てられない……。
「ちょくえ!」
無気力に放心状態になっていたちょくえの背後から教官が息を荒げながら近づいてきた。
ちょくえが何かを言う前に、坂本が「みてくださいニャ! ドスジャギィを討伐できましたニャ!」と状況報告をする。
「お、おう……。なんというか、お疲れ様ちょくえ。」
教官もにわかに信じられないといった具合に、絶命しているドスジャギィに目を向ける。
確かに討伐出来ていたが、頭をこれほどまで綺麗に割られてしまうともっとも価値のあるエリマキや頭そのものの価値がなくなってしまうため、素材としてはあまり良質ではない。
「ちょくえ?」
「え? ああ。なんか討伐出来ちゃいました……。」
「すごいじゃないか! 大きな進歩だ! これからももっと頑張れよ!」
教官はちょくえを褒めると、ドスジャギィから皮や鱗などを剥ぎ取り始めた。
その方法をちょくえや坂本に教えながら、ちょくえの初めての討伐クエストは灼熱の砂漠の中、幕を閉じる。
物語はここで終わっている・・・
最終更新:2014年03月16日 19:41