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セリ「それにしても変な話ね」

マキナ『何が』

セリ「つまるところ、シンオウ地方にラルトスが生息し始めたってことでしょ」

マキナ『うん』

セリ「普通、生まれる数より天敵に捕食される数の方が圧倒的に多いのよ」

マキナ『何で?』

セリ「だってなきごえしか覚えないじゃない」

マキナ『あー、そうね。でも今回はちょっと事情が違うんじゃない?』

セリ「どういうこと?」

マキナ『ほら、うちのキル君は最初からねんりきとマジカルリーフが撃てたじゃない』

セリ「そうね」

マキナ『技の遺伝っていうのは幾らか実験されてるわけよ』

セリ「技の遺伝っていうと……タマゴから生まれた直後から結構な戦闘能力を有してるってこと?」

マキナ『まぁ端的に言えば』
マキナ『それでね、あそこに捨てられてたラルトス、全部同じ技を覚えてた可能性が高いのよ』

セリ「……あぁ、成る程」

マキナ『多分捨てた奴は技の遺伝をさせて、最初から技を覚えた状態で育てようとしていた』
マキナ『で、大量のラルトスはねんりきやマジカルリーフを最初から撃つことができた』

マキナ『あぁ、それと変わってたのは最初からおにびも使えたみたい』
マキナ『まぁこれはうちのキル君が覚えてたってだけなんだけどね』

セリ「じゃあ戦う術は持ってたわけね……」
セリ「……それで天敵と戦うことができたのかしら」

マキナ『さぁ? ただ思うに……』
マキナ『あの辺にラルトスの天敵になるようなのいないと思うのよ』

セリ「?」

マキナ『だってあの辺にいるのって精々ビッパかビーダル、あとロゼリアとかブイゼルとか……』
マキナ『夜にはズバットも出てくるわね』

セリ「……天敵にはならないわね」
セリ「ブイゼルかズバットはあく技を使えるけど、そもそもタイプの相性が悪いものね」

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最終更新:2014年05月11日 15:59