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琢蔵と隠密は直江が暴れているのを見て直江への所へ駆け寄った。
「直江、お前それどうしたんだ?」
琢蔵が問う。
「話は後だ!今は俺の武に恐れをなして逃げ惑う雑魚共の後片づけが優先だ!」
俺は少しでも多く敵が逃げれば来るべき次の戦いで敵の兵力が増える・・・そうすればまた厄介なことになると考えた。
だから敵は全員・・・削除!
そう心の中で叫び、武器を振るう。
「分かった直江!今は戦いだな!」
隠密はそう言うと敵中に身を投じて逃げる敵を次々とサーベルで切り刻む。
「仕方ねぇな。話は後で聞かせてもらうぞ!」
琢蔵も太刀を振るう。
「皆の者、勝利は目前だ!我に続け!」
俺の一括で反乱軍全員が怒濤の如く逃げる政府軍へと押し寄せる。
最終更新:2014年06月02日 00:24