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四酸化炭素「うーん・・・。爆発が効かないのは厄介だ」
まさっち「何度も言ってるだろう。俺の体に触れたいかなるベクトルは反射される。要するに、無敵なんだよ俺は」
四酸化炭素「無敵? 馬鹿を言うな。酸素や光、水なんかは反射できないんだろう? したら生きられないもんな」
まさっち(チッ、やっぱ気付かれるか)
四酸化炭素「ま、どちらにせよ僕ちんの攻撃、空間爆発〔インボーワイズ〕にはほぼ関係ない話だ。
外側からの衝撃は反射できても、内側から反射することはできないもんねぇ・・・。こんな風に!」
四酸化が片手をまさっちに向けると、彼の頭の中に光球が現れる。
まさっちはその光球を外に追いやる様に頭を伏せる。
そう、その球体はどんな物体もすり抜け存在出来る代わりに、指定された座標にしか存在することができない。
いわば、霊のようなものだ。そして、それは数秒後爆発を起こし、衝撃波はまさっちに当たり反射される。
まさっち「こんなもん内部から喰らったらさすがの俺も・・・!」
四酸化炭素「ほらほら、ぼーっとしない」
四酸化は容赦なく光球を脳内に発生させ、爆発を狙う。
まさっちはそれを躱すが、躱した先にもまた光球が待ち構えてあり、急いで身を伏せる。
更に身を伏せた先にも光球は存在し、避けるのが一瞬遅れて耳元で爆音が響く。
なんとか四酸化の連続攻撃を躱したが、最後の爆発が効いたのか額から血が出ている事に彼は気付いた。
まさっち「・・・ぶっ殺す」
四酸化炭素「ん? キレた? 良いねぇ、ますます殺し甲斐がある」
まさっち「・・・!」ビュン
まさっちは足が地面から受けるベクトルを軽減し高速移動し、四酸化の背後に回り込む。
四酸化「速い。・・・けど、遅い」
まさっちの走り込んだ先には、既に光球が浮いてあった。
いや、彼の走り込んだ先を含む四酸化の周囲に既にいくつか光球があったのだ。
しかし、まさっちはそれに動揺せず、四酸化の脇腹を蹴る。
四酸化「ぐへっ!」
四酸化を吹き飛ばした後、彼は再び高速移動で球体から離れる。
僅か数秒後、光球が爆発を起こし、辺りを砂煙が覆う。
四酸化「げほっ! やっぱ肉弾戦には弱いんだよねぇ・・・」
まさっち「そうか、良い事を聞いたよ」
砂煙から颯爽と現れたまさっちは四酸化に襲い掛かる様に腕を振り上げ、彼の頬に向かって思いっきりぶつける。
彼の能力により強力なベクトルを得たそれは四酸化の体諸共遠くへ吹き飛ばした。
直後、彼の耳元で再び爆発が起きた。
まさっち「うおっ・・・! あの野郎、置き土産か・・・! 左腕が落とされた・・・!!」
四酸化が最後に放った光球は爆発と共にまさっちの左腕を落としていった。
彼の能力により血液の流れは正常化できるのだが、損害は大きかった。
四酸化炭素死亡
計29/56名
最終更新:2014年01月08日 18:24