18ページ目
2回表は6番のサテライトからという下位打線だったが、相手投手は失点したことで逆に調子づいてきたようだ。
サテライトは初球のカーブを引っかけて遊ゴロ。
続くステマス(駅長)は2球で追い込まれてからのチェンジアップに対応できず引っかけて投ゴロ。
8番のうざやは2-2から外のカーブにバットが回り三振。
と、三者凡退に切ってとられてしまった。
「打者一巡するし、相手も策を練ってくるだろうな」
守備についた俺は、小声で呟いた。
「球種は多くないが、野球未経験メンバーは緩急に上手く対応しきれてないようだしな。」
一塁に入っている日本酒には俺の独り言が聞こえていたらしい。
さて、こっちもどう策を練るか…と考えていたその時、
キィン!!
相手チームの4番、一塁手の「ああ」(右打)が三遊間を破るヒットで出塁。先頭打者を出してしまった。
「今は守りに集中だな…」
続いては5番、左翼手の「ああ」(左打)。4番同様、体格はいい。
サテライトは素早くサインを出し、闇路はそれに頷いて投げる。
1球、2球と、闇路はランナーに臆せずしっかりゾーンに投げ込む。
そして1球遊んでからの4球目。
最終更新:2014年08月24日 17:43