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「「あ?」」
ベンチ中が唖然とした。
ワタルは敬遠されてしまったのだ。
勝ち越しを許すかもしれないこの場面では、まぁ当然と言っては当然の策だ。
結局あるふぁは3球目を打ち遊フライで、下位で繋いだチャンスは潰えてしまった。
ただ、闇路は尚も躍動し続ける。
失点以降は変化球がコーナーに決まり、良いテンポで追い込む。
この回も6~8番を、三ゴロ、遊ゴロ、左フライに打ち取った。
八回表、俺から始まる中軸の打順だ。
さっきの打席で球は十分よく見た、いけるはず。
初球は内角にカーブが入るが、これは打たなくていい。
2球目、外角へのストレート、ここだ!
キィン!
俺が振り抜いた打球はライナーでセカンドオーバー、ライト前にヒットを放つことができた。
それから4番、先程タイムリーの日本酒もレフト前へ2打席連続となるヒットで連打。
無死一、二塁となる。
5番の佐原は、高めの真っ直ぐを打ち、センターフライ。
「ゴオッ!」
打球が結構深かったため、俺は三塁ランコーに入っているワタルの指示と同時に三塁へタッチアップを成功させた。
一死一、三塁で、ここから下位に回ってゆく。
最終更新:2014年08月24日 17:49