アットウィキロゴ
14ページ目

とりあえずファウルとは言え、初球でストライクを取れた。何とかこちらが主導権を握りつつ、抑えていきたい。

2球目は、同じような低めのコースにストレート。

「ボール」

…今度は目だけで見送った…。すげえな。

3球目。もう一度直球を、今度は高め胸元へ。

コンッ

「えっ!?」

「!!」

マジか!バントだと!
慌てて俺は二塁のベースカバーに入るが、三塁線への絶妙なバントに、急いで取った佐原もどこにも投げられない。
セーフティーバントとなる。

「マジかよ…」

捕手のサテライトが感嘆する。
内角高めのストレートだぞ?それをバントで三塁側に転がすのなんて、極めて至難の技なのに…。

見事な妙技に、こっちのチームも皆、唖然としていた。

最終更新:2014年08月24日 17:58