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神チー「…! まさっちとオルが死んだか。あいつらせっかく良い能力持ってたのに充分に使いこなせなかったんだな」

現在神チーの腕は元々あった二本の腕に加え更に二本、合計四本になっていた。
その偽装した右腕に直江が斬りかかった。

直江「このおおおおおお! 月牙天衝!」

直江の天鎖斬月から黒の刃が発されるが、それはいとも簡単に神チーの刀に受け止められ、逆に跳ね返される。
それは神チーの意思ではなく偽装した腕が自動的に働いているようだった。

直江「うおっ!?」

神チー「やめとけよ、三倍返しされるだけだぜ」

直江「ぐぬぅ…!」

太鼓侍「行け、 狒狒王蛇尾丸!!」

直江が次の攻撃を仕掛ける前に太鼓侍の斬魄刀が巨大な竜のような刀に変化し、神チーに襲いかかった。
太鼓侍の刀は神チーの刀にぶつかる寸前横に曲がり、そのまま神チーを巻き付けるようにぐるぐる回った。

神チー「おわっ!」

神チーの胴体は助かったものの、偽装した腕二本は絡み取られ、抜け出せない。

神チー「このっ…!」

太鼓侍「ぬ…なんて腕力してやがるこの腕…!」

神チー「…ん?」

直江「月牙天衝!!」

彼が太鼓侍に気を取られてる隙に直江は天鎖斬月を振るい、無抵抗だった二本の腕を引きちぎった。

神チー「ワーオ」

直江(…本人はダメージ0かよ)

神チー「しかし良いのかい? 二人して卍解って奴をしてようやく俺の道具一つ壊せたが…俺にはこれと同じような、あるいはこれ以上に協力な道具がまだいくつかあるんだぜ?」

直江「オウ、いくらでも使えよ。何回でも壊してやる。それに、卍解が俺の本気って訳でもねーぜ」

神チー「…良いだろう。ならお前らにこれが止められるかどうかテストしてやる。ふっ」バサッ

神チーは体にマントをまとった途端、その場から消えた。

太鼓侍「?? 消えた?」

直江「いや…恐らく透過したのだろう。気配がする…」

パシャッ

暫くして、何かを撮影したようなシャッター音が辺りに響いた。

太鼓侍「そこか! 狒骨大砲!」

太鼓侍はシャッター音のした方向にすかさず赤い霊弾を飛ばす。

神チー「うおぃ!! あぶねー奴だな」

太鼓侍の攻撃はギリギリ神チーにかわされた様だが、今の風圧で彼の被っていたマントが吹き飛ばされた。

神チー「…あ、やべバレた」

直江「よし。喰らえ、月牙…!」

神チー「待ちな」

神チーは片手に持っている人形をまるで人質に取るかのように見せびらかした。

直江「なんだそれは?」

神チー「わかんねーの? もっとよく見ろや」

太鼓侍「あれ…? それ…」

直江「くだらん時間稼ぎだ。月牙―――」

太鼓侍「待て、直江さん!!」

直江「天衝!!」

直江の斬撃は神チーの方向に飛んでいき、確かに斬り裂いた。
彼が持っていた人形を真っ二つに。

直江「チッ、かわされた…」

太鼓侍「ああああああああああああああ!!!!!」

直江は反射的に振り向く。

直江「なっ! 太鼓侍!!」

太鼓侍の体は胴を境に真っ二つに斬られていた。
その人形のように。

神チー「あーあ…。だから言ったのに」

直江「…まさか!?」

直江はもう一度人形の方を見た。
それは太鼓侍と似た容姿をしていた。

太鼓侍死亡
計18/56名

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最終更新:2014年01月08日 19:41