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しかし、二人の仲がよすぎるがゆえ、困ったことが起こりました。
あれほど機を織るのが好きであった織姫が、機には見向きもしなくなったのでした。
彦星は彦星で、牛を牽いて、田畑を耕すことも、一切しなくなりました。
二人のことを、陰ながら見守っていた天帝でしたが、これには、怒りを隠せなくなりました。
天帝は、二人の間に、天の川を流されて、二人を会えなくしてしまわれました。

天帝「致し方ない、ここは水霊術で一つ流すとする」

天帝「天の川!」

彦星「天帝さん威力強過ぎるよ!」

天帝「しまった、威力が強過ぎて織姫と彦星が下界に流れてしまった」

天帝「まあいいや」

最終更新:2014年09月25日 16:16