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―廃工場

彦星「来たぞ!」

男「フッ…来たか…」

男は無言で剣を投げてきた!
しかし、その剣は床に投げられた物だった。

男「剣を取れ、お前の実力を見せてみろ。」

彦星「…」

俺は投げつけられた剣を手に取る。

彦星「言っておくが、俺の剣術は天界の学び舎では高く評価されていたんだ!負ける気はしないぜ!」

男「…誰が剣術を競う等言った?」

男「地獄の火炎、放て!」

彦星「なっ!」

男の手から強烈な火炎が放たれる。

彦星「炎には水だ!水も滴る戦乙女の刃!海破斬!」ゴオッ

俺の一閃が完全とは言わないが、火炎をかき消す。

男「なるほど、ならばこればどうだ!」ゴゴゴゴ

彦星「…なんだ、この禍々しいオーラは!」

最終更新:2014年09月25日 16:25