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近所のローソンが見えた。
しかし看板に明かりがない。
普通早朝は看板をライトアップするものでは無いのか?
疑問を押し殺して俺は店へと入った。

…おかしい。
入店チャイムは鳴った筈だが、店員も客も1人もいない。
まさかとは思うが店員が奥でうたた寝でもしているのか?
無防備すぎる。
万引きも強盗もやりたい放題ではないか。
しかし俺はとりたてそこまでしようと思わない。
昆布のおにぎりとペットボトルのコーラをレジに起き、「あのー、レジお願いします」と大声で叫んだ。

…しかし、店員は出てこない。
通常、深夜でもコンビニには二人以上の店員がいる筈だ。
というのも、大学生の頃にこのコンビニで深夜のバイトをしていたから解る事だ。
だが、一人も姿を見せない。
…呆れた。
どんな根性をしているんだと自分の中で顔も知らない店員を怒鳴り付け、当て付けと言わんばかりに商品をレジに置きっ放しで外に出た。

その時、違和感の正体に気付いた。
いや、もっと早く気付くべきだった。
東京のそれなりに開けた街のはずなのに、人っこ一人もいやしない。
車も走ってない。
おかしい。絶対におかしい。何かある。
俺は走って自宅へと戻った。

最終更新:2014年09月25日 17:09