10ページ目
AM 6:01
「一階の調査は終わったが、本当に誰もいないな…」
「そうだな…」
「バケモノとやらが本当にいたらどうする?」
「やめろよ気持ち悪い」
3人組みの警察官は、階段で二階へと上がる。
上がるや否や、何かが警察官一人に飛びついてきた。
「う…」と声を上げた後、すぐに無言になり、動かなくなった。
飛びついた人型の"ソレ"が頭部から生やした触手を警察官の顔を多い尽くしていた。
「うわあああああ」
隣に居た警官は拳銃を取り出す。
もう一人の警官は直ぐにトランシーバーを取り出し、「通報通りのバケモノを発見!警官一名が襲われ生死は不明!発砲許可を!」
トランシーバーの向こうからは『撃ってよし!』と直ぐに返ってきた。
先に拳銃を取り出した警察官は威嚇射撃を行う。
…しかし、バケモノは怯まない。
「くそッ!」
もう一人の警官はバケモノに発砲しようとした。
(待て、どこを撃てばいい?頭部は少ししくじれば襲われてる奴の命が…!いやしかし、どこが急所なんだ…?)
考えているうちに、先に拳銃を取り出した警官が2発目を発砲する。
今度はバケモノに向けて鉛玉を撃ち込んだ。
鉛玉はバケモノの横腹に確かに当たった。
しかし、全く通用していない。
「マジかよ…これしかない!」
それを見た警官はバケモノの頭部目掛けて発砲する。
「ア"ア"ア"ア"」
奇怪な断末魔の後、そのバケモノは動かなくなった。
「やったか?」
しばらくそのバケモノの様子を伺ったが、ピクリともしない。
「おい、大丈夫か!」
先に発砲した警官が直ぐに駆け寄りバケモノを警官から引き剥がす。
すると、襲われた警官の顔もまた、"バケモノ"になっていた。
最終更新:2014年09月25日 17:17