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島の東部...。
青雲vs東師達
東師「なぁ、そろそろ死んでも良いんじゃねぇのか...?」
小銭「うん...これだけ攻撃しといてまだピンピンしてるってのはさすがにねぇよな...」
小銭「こうなりゃ最後の切り札を使うしかない。東師、あれ覚えてるか?」
東師「あれ?」
現在青雲は四つん這い状態。
その上で清涼とクロスが攻撃を仕掛けている。
東師と小銭は彼の死角にいるようだが攻撃は仕掛けてこない。
そして目の前にいるのはいさな。
彼は標的を定め、ブレスの用意をした。
クロス「まずい、いさなちゃんが狙われてる」
清涼「!?」
清涼がいさなの方を振り向くと同時に青雲の口からブレスが発射される。
しかし、いさな自身逃げようとはしない。
清涼「逃げろ、いさな!」
やがて火炎弾が彼女に直撃すると同時にそれは跳ね返り、青雲の頭に直撃した。
清涼「あれ...?」
クロス「...無事みたいだな」
いさなは掌に透明な壁を張り、それで跳ね返したようだ。
突如、青雲の脚に苦痛が走った。
彼が首を後ろに向けると、そこには槍を何本も脚に向けて飛ばす東師の姿があった。
その内尻尾の根本についたコアが破壊され、彼は一瞬怯む。
青雲は体全体を東師の方へ向け、振り向き様に腕を彼にぶつけようとするが、その時既に彼は距離を取っていた。
青雲が前進し、一気に東師との距離を詰める。
その時、突然彼は通常より柔らかい地面を踏む感触を覚え、急停止する。
青雲(…危ねぇ)
東師「ゲッ、バレた!?」
小銭「クソッ、あとちょいなのに!」
清涼「なんや、進ませるとなんか良いことあるんか?」
小銭「あぁ、後一押しするだけでとても良いことがある」
清涼「ならワシらに任せとけや。行くで、クロス」
クロス「分かってる」
二人の目が光り、青雲の体を見えない膜で覆った。
小銭「サイコキネシスか!?」
二人は念力で青雲を動かそうとするが、その巨体はそう簡単には動かない。
ただ徐々に前へ動かされつつつある。
青雲(おい、なんだよこれ…!! このままじゃやべぇ!)
青雲の体から透明な膜が消滅すると同時にその重体が地面にのし掛かり、柔らかい砂にめり込んだ。
青雲の体が砂にめり込むと同時にその地面が崩壊し、辺りに砂飛沫を撒きながら彼の体を引きずり込んでいった。
クロス「良いことってあの落とし穴かよ」
小銭「あぁ。今のうちに総攻撃を仕掛けるぞ」
彼はラ○アクルスに変化し、雷のブレスを飛ばす。
続けてクロス達も技をぶつけ始めた。
青雲は砂浜の落とし穴にすっぽり嵌まり、身動きが取れない。
清涼「これで最後や! 冷凍ビーム!」
清涼の放った冷凍ビームは青雲目掛け一直線に突き抜け、数秒後落とし穴の中を完全に凍てつかせた。
クロス「…殺ったか?」
清涼「さぁな。じゃけど今の攻撃を喰らってなお氷壊す気力もあるとは考えにくいじゃろ。その内凍死……!?」
青雲「ん? 俺が何だって?」
清涼の目の前の氷の中にいたはずの巨竜が急激に縮小し、人間の姿になった。
彼は清涼の方を見て嘲笑った後、再び巨竜に変化し、頭上の氷を強引に破壊し聳え立った。
小銭「....もう好い加減だるいわ」
その場に膝をつく小銭。
そんな彼に向けて青雲の口から火炎弾が放たれた。
その時、咄嗟に東師が彼を掴みその場を離れ、直後火炎弾が地面を焼き尽くした。
東師「あっぶねーな、何してんだ! また戦いは終わってねーんだよ、しっかりしろ!」
小銭「....ああ、すまん。でも、勝てる気がしねぇよ...。これだけの攻撃を喰らってまだまだ動けるって感じだぞあいつ」
東師「確かにそう見えるけど...確実にダメージを受けているのは確かだ。あいつはその図体に比例して体力が多いだけなんだ。諦めるのは死んでからにしろ」
小銭「」
清涼(せやけど、これからどうするん? さすがに今までと同じように戦ってたら体もたへんで)
テレパシーを通じ清涼の声が4人の頭に響く。
その清涼はクロスと共に青雲の目を奪い、作戦会議の時間を稼いでくれていた。
小銭(あーいさなちゃん犯してぇな)
クロス(お前こんな時に何考えてんだ!)
小銭(は!? 何で俺の考えてること分かったんだ!?)
いさな(...)
清涼(ワレらの声が届くように思考を共有させてやったんや)
小銭(早く言えよ)
最終更新:2014年01月10日 21:35