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その瞬間! ハムちゃんずハウスが揺れ始める!!
「な、なんなのだ!? これは!」
『フハハハハ! よくここまで来たな、ハム太郎!』
「その声はタイショーくん!!」
窓から外を見ると、そこには!
巨大なタイショー型ロボットが!!
『残るハムちゃんずは俺様一匹のみ。だが負けはしないじぇ!!』
タイショーロボが腕を振り上げ、ハムちゃんずハウスへ一打!
その刹那、ハウスが木っ端微塵!
ハム太郎とロコちゃんは間一髪で脱出したが革命軍一般兵は全滅!
『このタイショーロボは無敵なのだ! ガハハハハ!!』
「ハム太郎! 逃げよう! あんなのに勝てるはずがないわ!」
「諦めない限り……可能性はあるのだ!」
ハム太郎が走り出す!
『なっ、なに! 立ち向かってくるだと!? ええい、小癪な!』
「それだけ大きければ――――!」
攻撃を当てるのは難しいはず!
ハム太郎は得意の走法でロボットをかく乱!
その隙に少しずつ、少しずつ、機体をかじって攻撃する!
「ただひたすら――走る! そして――かじる!」
最終更新:2014年11月03日 23:53