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「それよりお二人、面白い物に乗っているね。良かったら一緒に来ない?」
とぼけた調子でベッケラーが言う。
一緒に来ない?と言ってもまずお前らはどこに向かっているんだ。
と、細かいことは気になるがとりあえずついていくことにした。
俺達はこの辺りについて何の情報も持っていない。それに食料もギルもない。
変にウロウロするよりかはこのケフカ似の男についていった方がいいだろう。
「決まりだね。じゃあ行こうよ」
こうして俺達はベッケラーとかいうケフカ似の男に同行することとなった。
それから一週間。
ナルシェのことも帝国のことも分からず、
ベッケラーの実験小屋とやらの手伝いをしている内にあっという間に時が過ぎてしまったのだ。
しかし何も収穫がなかったわけでもない。
色々と話を聞いている内にこの王国……いや、〝この世界〟についてある程度のことが分かった。
まず、この世界は俺達が元々いた世界とは別のものらしいのだ。
俺の頭がおかしくなったわけではない。事実だ。
どうしてこの結論に至ったかかいつまんで説明していこう。
最終更新:2014年11月11日 20:34