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 緑色のきったねぇ液体が魔王目がけて飛んでいく。
 あれもどうせ吸収されておしまいだ。帝国仕込のファイアビームが通用しないんだ。
 ヘッポコウェッジのポイズンなんて……。

「ぐっ!?」

 あれ、効いてる!?

「やった! ポイズン!」

 調子に乗ってもう一発ポイズンを唱えるウェッジ。
 やはり魔王には効果があるようだ。一体何故?

「おのれ……! 奇妙な魔法を使う!」

「バリアチェンジ!」

 鎌を持っていない方の手を振り上げ、魔王が唱える。
 すると魔王の周りに結界のようなものが現れ、そして消えた。
 その直後、

「くるぞ! ビックス!」

 カエルの声と同時に、強烈な魔法が俺へと襲い掛かる。
 ビネガーが使っていたサンダーなんかは比べ物にならない!
 魔王が放ったよく分からない闇の攻撃魔法は、とにかく凄まじい威力だった。
 カエルが声をかけてくれたおかげでギリギリ避けることが出来たが
 あれをくらっていたら一溜まりもなかったに違いない。ウェッジなら即戦闘不能だ。

最終更新:2014年11月11日 22:29