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『いくぞ――――――!!』

 一瞬の光の後、俺達は暗闇に包まれた。
 どうやらラヴォスの体内についたらしい。

 暗闇の奥底から不気味な鼓動音が鳴り響いている。
 ラヴォスの心臓がこの先にあるというのか……?

「あーあ、なんで僕達こんなことに巻き込まれてるんでしょうかね?」
「さあな。でも俺はこの世界が好きだ。守れるものなら守りたい」

「考えてみたんですけど」
「なんだ」

 先へ進みながらウェッジが話し出す。こんな状況でものん気だな。

「みんながやろうとしていることって歴史の改変じゃないですか」
「……そうだな」
「やっぱり世界にもバランスっていうのがあると思うんですよ」
「バランス?」
「プラスやマイナスが平均化されるというか、なんというか自分でもよく分からないんですけど。
 僕が思ったのは、マイナスをプラスに変えても、
 どこかのプラスが代わりにマイナスになるんじゃないかな~って」

 よく分からん。

最終更新:2014年11月13日 22:23