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 ラヴォス体内の最深部にあったもの。
 それは巨大な人間のような生物だった。

「何か様子がおかしいな……」

 おかしなことに既に死にかけているように見える。
 まさか誰かがここで戦っていたのか?

「ビックス殿! クロノ殿が!」

 倒れているクロノが目に入る。どうやらたった1人でラヴォスと戦っていたらしい。
 刺し違えるようにしてラヴォス本体を倒したのか。命に別状はなさそうだが無茶しやがって。
 というかこれじゃあさっきのウェッジの話が台無しだぞ。

「いいや、まだ終わりじゃなさそうですよ。ビックス殿」

 ラヴォス本体が光に包まれて消えた……と思いきや
 その中から新たな生命体が姿を現した。

 人間と似たような姿をしているがなんとも禍々しく、不気味だ。
 そしてそいつは恐ろしいまでの威圧感を放ち続けていた。

「この感じ……。今まで戦ってきた全ての奴らの雰囲気か……?」
「まさか……こいつはこの星に生きる全ての力を備えている……!?」

最終更新:2014年11月13日 22:24