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星屑(なんだあれは......! ヤバいの来るか.....!?)
ネジ「行くぞ! 超大玉螺旋多連丸!!」
本物の声らしき声が響くと同時に分身達は星屑向けて一斉に走り出した。
ネジ(これで決める......! これが決まれば俺は.....!)
星屑(だがいくら人数がいた所で.....!)
星屑は再び頭上に銃を展開し一斉射撃するが、銃弾は彼らの片手に載せている青い球体に飲まれ、分身は消滅しない。
とはいえ、中には彼らの身体に当たって消滅する者もいた。
星屑(....なっ! 分身が消滅しない....!? 無茶苦茶だ.....!)
分身達は刻一刻と星屑に迫っていた。
星屑(どうすれば......どうすれば良いんだ......! そうだ、本物のネジを探せば......!
いや、この人数の中から見つけるのはほぼ不可能だ! ......あれ?)
不意に星屑と一人の分身の目が合った。
星屑「......そこだぁぁぁぁぁぁ!!」
星屑は素早く銃を手にし、そのネジ目掛けて発砲した。
ネジ「んぐっ!!」
ネジの肩は撃ち抜かれ、血を撒き上げるが消滅しない。
星屑「あいつが本物か!」
彼は更に銃撃を続けるが他の分身が盾となり、妨害されてしまう。
星屑(クソッ! 邪魔するな!)
彼がそうこうしている間に、分身達との距離はもうほとんど縮まっていた。
星屑(くっ....! やべぇ、このままじゃ.....! なんとかならないのか.....!
そうだ.....さっき突然一斉射撃が出来た様に、俺自身まだ知らない戦い方が.....!)
彼は咄嗟に武器を捨て、自分の身を漁ってみた。
そして腰に手が回った時、棒らしき物が二つ携帯されていることに気付いた。
星屑(これは.....! これか!!)
彼が両手で一本ずつそれを掴んで前に振ると、黄色のリボンが現れ、間近に迫っていた分身達と本物ネジを全て拘束した。
ネジ(な....! あんな技まで.....! しかしマズい.....これでは......!)
星屑「これで.....どうだ!」
星屑が両手の棒を左右に広げる様に振ると、分身達はリボンに引っ張られ、一点に集結した。
ネジ(ヤベぇ......身動き取れねぇ.......!)
星屑「これが最後だ!」
ネジ「クソッ.....抜け出せねぇ......!」
星屑が二本の棒を投げ出して銃を片手に取ると、それは巨大化した。
星屑「ティロ・フィナーレ!」
彼の発砲した巨大な銃弾は彼らの集結していた場所に直撃し、爆発。
分身達は一瞬で消滅し、そして本物ネジだけが爆発に飲まれた。
星屑「終わったか.............え....?」
彼が目を凝らすと爆煙の中から星屑に向かってゆっくりと走ってくる人影があった。
それは体中血塗れになりながらも片手の青い球体を星屑に向け、今にもこけそうな走り方で迫って来ていた。
星屑「辞めろ......来るな.......!」
ネジと星屑の距離は縮まる。
しかし星屑は動こうとしない。
星屑「辞めろ.........!」
やがて、ネジの青い球体が星屑に直撃した。
最終更新:2014年01月10日 22:21