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「あ、ありがとうございますぅぅぅ!」
だが、次の瞬間、起き上がろうとする美少女の両腕と両脚に飛んできた剣が刺さり、美少女は地面に血を流しながら張り付けにされた。
「なっ…!」
「良くもさっきはやってくれたなオイ!まさか逃げられるとは思ってねえだろうなあ!?」
声が聞こえた方向を美少女が向くと、アーチャーのクラスカードを使い全身を金ピカの鎧に身を包んだ小銭が立っていた。
「話が違うじゃない!」
「確かにやめると言ったよ。俺はな。」
水素は冷たく言い捨てるとツカツカと歩いて離れていく。
「わ、私は…!可愛くなりたかった!生前だって不細工でデブでうだつが上がらなくてそれは辛かったわ!そしてこの世界に生まれ変わっても可愛くなるどころかもっと醜くなってた!でも私はこの力を手に入れた!この力さえあれば強くもなれるし可愛くもなれる!私はやっと理想の自分を手に入れたの!アンタ達なんかに…このみさくらぽんこつの何が分かるのよ!」
みさくらは四肢に走る激痛と悔しさで涙を流した。
「だがそれはてめえの可愛さじゃねえ。てめえが殺して奪った可愛さだ。てめえは自分勝手な理由で罪もねえ奴の命を奪った。それは決して許されることじゃねえ。」
小銭が見下すような表情でみさくらを睨み据える。
「待って!命だけは助けて!アタシお金もいっぱい持ってるのよ!だから!」
みさくらは命乞いをするが、此処に居る誰の心にも響かない。
「てめえのツケは 金では払えねーぜッ!」
みさくらに近づいてきた星屑がスタープラチナを具現化させた。
最終更新:2022年09月04日 15:55