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李信が斬魄刀を解放すると、刀身に爆炎を帯びた刀が姿を現した。
「貴様は氷属性。そしてこの刀は炎熱系最強の斬魄刀だ。貴様に耐えられるかな?」
「エイジストラッシュ…!」
李信の視界からエイジスの姿が消える。一瞬で李信の背後に回って霊気を帯びた剣で斬りつける。しかし李信もそれを瞬歩で避ける。
「流刃若火一ツ目 撫斬」
高速移動をし続け剣で狙ってくるエイジスの姿を捉えた李信が流刃若火でエイジスを切り裂いた。
「なん…だと…」
しかしそれは残像だった。
「エイジストラッシュ」
エイジスが先程よりも強い威力の高速斬撃をお見舞いした。
「クソッ!」
無数の傷をつけられ、その傷口が凍っていく。
「血液を凍らせて俺を死に至らしめるつもりか!だが!」
「再生する暇なんて与えるわけねえだろクソ野郎」
間髪入れずに冷気を帯びた高速斬撃を繰り出し、再生の隙すら与えない。しかし今度はまるで効いていなかった。
「てめえ何をした…!」
「静血装(ブルート・ヴェーネ)。滅却師(クインシー)が持つ血装(ブルート)の一種で己の防御力を飛躍的に高める能力だ。」
そして崩玉による李信に対する防衛本能でエイジスにつけられた傷が塞がり、氷は剥がれる。
「松明」
李信が流刃若火を横に薙ぎ払うと、爆炎が広範囲に発生し更に燃え広がる。だが炎に包まれる前にエイジスは高速移動でそれを避けた。
「裏を取ったつもりか?甘い。」
李信は振り向きざまにエイジスと鍔迫り合いになる。炎の刃と氷の刃がぶつかり合う。
「流刃若火の炎を受けて消えない冷気とは大したものだ。だが…松明」
流刃若火の刀身から爆炎が一瞬で広がり、エイジスを包み込む。
しかしエイジスが咆哮すると爆炎は冷気で消し飛ぶ。咆哮の効果で流刃若火は凍りつく。
「虚閃(セロ)」
李信が左手の掌から青い虚閃を発射するが、エイジスの咆哮は虚閃をも掻き消す。
最終更新:2022年09月04日 16:07