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私は研究室へと戻り、ドラえもんとセワシに全てを話した。
「なんてことだ……」
「だから僕はもう少し待つべきだと言ったんだ!」
「のび太くん、本当にすまない」
「あまり気にしないで下さい。それよりも頼みを聞いてもらえないですか?」
私は残された数少ない時間を過去で過ごすことに決めた。
「ジャイアン、君はいつも僕に話しかけてくれていた」
「な、なんだよ……」
「勘違いしないでくれ。僕は嬉しかったんだよ」
「何言ってやがる」
「今にして思えば君達は僕をからかって遊んでいたのかもしれない」
「…………」
「でも僕はみんなが笑っているのを見て、喜んで笑っていた」
「……なにが言いてぇ」
「言いたいこてなんてないさ。これだけ伝えておきたくてね」
最終更新:2014年01月15日 22:53