22ページ目

埼玉、某通り
倒れた生徒の居場所をフクナガが無線で伝え、自衛隊が回収にきた。
自衛隊「フクナガの報告通りだったな」
自衛隊2「これで1つ作戦目標クリ…」
平行「ハッハァァァwwww^^」
人間を卒業した平行四辺形が物凄い勢いで自衛隊たちに向かってくる
人間を卒業した平行は平行四辺形の形をし、辺の長さは絶えず変わっているが、平行四辺形の形は崩れない。
その平行四辺形の4点の頂点からビームのような何かが発射され、自衛隊を焼き払った。


生徒「な、何事…」
ただ意識を失っただけだった生徒が今の音や衝撃で目を覚ます
平行「おい、お前、逃げろ!」
生徒「…!?なんだ!?って、ん?逃げろ?私に言ってんの?」
上半身を起こして平行四辺形をしたものに問いかける
平行「ああ、お前だ!早く!」
大声(どっから声出してるのかはわからないが)を出す平行にせかされて生徒は落としていたアサルトライフルを拾い上げ急いで全速力でその場を離れた。

生徒「やっぱり今日は何かがおかしすぎる。まったくもって穏やかじゃない!」
フクナガ「ああ、確かに穏やかじゃねぇな」

生徒の逃げた先には不運なことにリミッターの外れたフクナガがいた
生徒「んなことあるのか…」
すぐさまアサルトライフルのサイトをフクナガの頭に合わせる
フクナガ「右腕ないぶんもあるし体が軽い軽い」
フクナガがジャンプしアサルトライフルの狙いをさける。
生徒「ちっ」
生徒が、フクナガがジャンプした先へ振り返った瞬間フクナガは腰のホルダーからグレネードを取り出し投げる
生徒はすぐさま近くの車の後ろへ飛び込み爆風をやり過ごす。
爆風で割れたガラスが生徒の上から降りかかる
生徒「火力が一方的すぎる…。なら、」
瞬時に立ち上がりアサルトライフルのサイトを頭ではなく腰のグレネードのホルダーに合わせ引き金を引く。しかし、
フクナガ「当たらねぇぞ?」
フクナガはサイドステップで銃撃をかわす。

生徒(糞、あいつの体がいくらでかくても顔もホルダーも割合で言えば小さいな。なら狙うのは顔でもホルダーでもない!)
生徒がアサルトライフルのサイトを覗き直し、引き金を引く。
フクナガ「どうした、ほれ、かわすぞ?ほれ、ほ、うっ胴撃ち!?」
痛みに動きが止まる
生徒(案外怯んでくれるな。なら素人の私でもサイト覗いて引き金引くだけで余裕だ。)
生徒はゆっくりとフクナガのグレネードのホルダーを狙い、引き金を引く
フクナガ「させるか!うぐっ」
体をひねり、グレネードホルダーを体で守った。
生徒(くそ、まぁでも弱点は他にある)
生徒は脳天へとサイトの狙いをずらし、再度引き金を引いた。
フクナガ「南無三っ」

フクナガの大きな巨体は仰向けに倒れた。

生徒「ふぅ、案外弾使わなかったな」
安堵の表情を浮かべ汗を拭った。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年01月25日 15:07