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ちょくえ「んじゃ遠慮なく」
瞬間移動の如く生徒の懐に飛び込み掌打でまたもや吹っ飛ばす。
その時ハンドガンが手から離れる。
ちょくえ「何回も何回も飛ばされて痛いだろ?そろそろ死んでみねぇか?」
生徒にゆっくりと歩みよる。
大の字に仰向けに倒れる生徒はちょくえを見ながら周りを見回すと、右手の近くにちょくえが投げ捨てたハンドガンが落ちていた。残弾1のはずだ。
長椅子が邪魔でちょくえからハンドガンが見えないなど、かなりな好都合で、
どうやら神の加護が降りてきたようだと悟り、ちょくえをギリギリまで引きつけ、
生徒「死ねぇっ!」
ハンドガンをつかみ瞬時にちょくえに向け、叫びながら引き金を引いた。

不意を突かれたちょくえの胸から血が滴る
ちょくえ「…、撃ち切っとく、べき、だったな…」
崩れるように長椅子にもたれかかり、上を向きながら溜め息を吐く。
ちょくえ「だが、」
ちょくえはアサルトライフルを拾い上げ、
ちょくえ「てめぇだろ殺す、私はゴミ」
そう言って銃口を倒れたままの生徒に向けた。
生徒「な!?」
しかし銃口はすぐに下へ向いていった。それと同時にちょくえの首もガクンと下がる。
生徒「…、驚ろかせやがって…。まぁ、でもこれで、終わりだ…」

生徒(自衛隊に発見された私はあの壊滅したキャンプまで連れていかれてから逮捕という形となった。
少年法とかはあまりよくわからないけど、このあとなんかあるんだろう。
ちょくえと水素と管理人の遺体は回収され、ちょくえのオペレーターの小銭、通信妨害したかっしー、ウイルスを奪ったあありんと闇路も逮捕された。でも、これで全てが終わったのだ)

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最終更新:2014年01月25日 15:19