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俺が目を覚めるとそこは薄い暗闇の中だった
暗いせいか周りが酷く不明瞭だ
目が覚めたというより「覚まされた」という感覚がある
「いったいここはどこなんだ?」
そして突然、視界が明るくなっていく
周りは白い壁に包まれ地面は濃い青に染まっていた
そう、まるで「ポケガイ」みたいな所だ
中はかなり広く予想以上に大くの人間が迎えられたようだった
うずくまる者や立ちすくむ者、抱き合い震えている者達もいる。
(これは一体何なんだ?夢なのか?)
俺の疑問がスイッチになったかのように空中に不気味な仮面を被った男が現れる
「ようこそポケガイの皆さん」
え?ポケガイ?一体どういう事だ?
周りを見回すとポケガイ住民らしき者が確認できた
直江、あの細い目とふてくされた顔
ぐり~ん、生で見るとかなりキモイ 吐き気がw
りりあたん、カワイイ
他にも確認できたかそれは後回しでいい
「これから君たちには我々が用意した無人島で殺し合いをしてもらう」
「君たちには爆弾がついてる首輪をつけってもらっているよ輪の爆破には条件があります!一つ、首輪に大きな衝撃を与えたり無理に取り外そうとする事!
一つ、我々の指定する『禁止エリア』に止まる事!そしてもう一つ、最も重要なルール!
ゲーム開始から『24時間』の間に誰も死亡しなかった場合……」
一旦言葉を区切るとそいつはニヤリと微笑み
「全員の首輪が、爆発します」
この広場にざわめきが一斉に広がる
「ふざけるな!!!」
最終更新:2014年03月13日 17:26